高市早苗氏「女性天皇容認、女系天皇に反対」の背景に小室家問題 | FRIDAYデジタル

高市早苗氏「女性天皇容認、女系天皇に反対」の背景に小室家問題

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現在はニューヨークで新婚生活を送っている小室圭さんと眞子さん
現在はニューヨークで新婚生活を送っている小室圭さんと眞子さん

自民党の高市早苗政調会長は、月刊誌「文芸春秋」新年特別号のインタビューで、女性天皇を容認し、女系天皇には反対するという考えを示した。

これまでの歴史上、推古天皇ら8人の女性天皇が存在したことを取り上げ“女性天皇”は特別なことではないという考えだ。

現在に当てはめると、天皇陛下の長女・愛子さまが天皇になれば女性天皇となる。しかし愛子さまがご結婚されて、男子を出産されても、女子を出産されても、その子が天皇になれば、“女系天皇”になる。

女系天皇はこれまで126代続く天皇の中で一人も存在しない。この女系天皇に、高市氏は反対。要するに歴史の流れを変えることに反対している。

「女系天皇だけでなく、女性天皇自体にも反対をする声もあります。明治天皇の玄孫である竹田恒泰氏は、過去に自身のユーチューブチャンネルで、『愛子内親王殿下がもし天皇になり、男子が生まれたとすれば、次はその子が天皇でいいのでは、という流れに世論はなりかねない』として、女系天皇の誕生を危惧していました」(全国紙記者)

さらに竹田氏はユーチューブやテレビ番組などで、秋篠宮家の長女眞子さんと結婚した小室圭さんを取り上げ、

「小室さんが出てきたおかげで女性宮家(の議論が)止まったけれども、あの方が出てこなかったら進んでましたからね」

などと皮肉なコメントをしている。

女性宮家創設論というのは女性皇族も宮家となり、皇族減少に歯止めをかけ皇室を守るという議論のこと。女性宮家が創設され、そこから女系天皇誕生の流れになることを竹田氏は警戒しているようだ。

「男女平等が叫ばれる中、女系を認めないというのは時代遅れという声もありますが、皇室の歴史を大きく変えることになりかねず、慎重にならざるをえないという声もやはり根強い。

ただ、小室家のトラブルを発端に、秋篠宮家への批判が高まったことも事実です。現在の皇位継承順位は1位が皇嗣となられた秋篠宮殿下、2位が秋篠宮さまのご長男・悠仁さまです。秋篠宮家が天皇家になることについて様々な意見が噴出するなか、『女性天皇論』が出てきているのです」(皇室ジャーナリスト)

12月1日に愛子さまは誕生日を迎えられ、今月5日には皇居・宮殿で成年行事に臨まれた。ロングドレスにティアラの正装の姿、そして薄くメイクをされた姿で微笑まれる愛子さまに、世間からは成人を祝福する声が多く上がっている。

しかも愛子さまはコロナ禍で苦しむ国民を考慮され、ティアラを新調せず叔母の黒田清子さん(‘05年の結婚で皇籍を離脱)から借り受けられたことが話題になった。

「眞子さんも結婚の際に、皇籍離脱に伴う一時金や儀式を行わず、税金を使わないように努めました。ですが、愛子さまの配慮とは、世間のイメージは全然違ったように映っているようです。高市氏ら政治家や識者から、女性天皇を容認する発言が最近多く出るのも、小室家問題が尾を引いていることが無関係ではないでしょう」(女性誌記者)

今やニューヨークで新婚生活を楽しんでおられる小室眞子さんと圭さん。お二人のご結婚が皇室に及ぼした影響は、とてつもなく大きいようだ…。

  • 写真ロイター/アフロ

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