ネトフリ話題作に出演…ゆりやん＆唐田えりかが過酷な増量に挑む訳

「ゆりやんさんと唐田えりかさんはいま肉体改造に取り組んでいます。ゆりやんさんは50㎏を目標に順調に肉体改造が進んでいるようですが、唐田さんは10㎏ほどしか増量できず、大変苦労しているそうです」（芸能関係者）

７月上旬、都内の街角をゆりやんレトリィバァ(31)と女優の唐田えりか(24)が談笑しながら歩いていた。この日、’23年にNetflixで配信予定の『極悪女王』の撮影が行われていた。同作は悪役レスラーとしてカリスマ的人気を誇ったダンプ松本(61)を題材にしたNetflixオリジナル作品で、ゆりやんは主役のダンプ松本役、唐田はライバルの長与千種役に抜擢されているのだ。

レスラー役を演じるとあって、二人は肉体改造に取り組んでいるのだ。ゆりやんは、着実にボディメイクを進めており、65kgだった体重もいまや90㎏ほどになっている。一方、唐田は思うように増えず苦労しているという。

SNS上では「役作りで急激に体重を増減させるのはかわいそう」などの声もあるが、彼女たちにはそう易々と増量を諦められない理由がある。

「作品に対する彼女たちのモチベーションの高さもさることながら、実はハリウッド同様、出演料とはまた別に身体を元に戻すまでの“金額保障”が出ているんです。それゆえ、演者も事務所ぐるみで肉体改造に取り組んでいるそうです」（同前）

また、苦労しているのは演者だけではない。クランクインは７月上旬だったが、６月末の段階でロケハンも終わっておらず、また制作スタッフにコロナ感染者が出たため７月末まで撮影がストップするなど、トラブル続きの現場だという。

さらに演者、そして制作スタッフだけでなく唐田の事務所スタッフも唐田が起こした“あの件”について骨を折っているようだ。

「撮影現場にはマネージャーだけでなく、事務所の社長も顔を出しています。もちろん、不倫スキャンダルの影響ですね。唐田のマネージャーは、ことあるごとにスタッフに対して『例の件ですみません……』とペコペコと頭を下げています。唐田にとっては復帰作なので、事務所サイドもかなり慎重になっているようです」（同前）

しかし、唐田本人は集中して撮影に取り掛かっているようだ。その裏には昨今の映画業界に異を唱える監督のこだわりがあった。

「作品を担当している白石和彌監督は、現場の雰囲気づくりを大事にする人で、全スタッフにパワハラやセクハラなどが起きないように講習を受けさせています。唐田さんの件は、特に触れさせないようにしている。そういった配慮によって彼女ものびのびと演じることができていますね」（同前）

’20年１月の不倫騒動から２年半。相手の東出昌大(34)は、事務所を辞めたもののすでに芸能界復帰を果たし、映画『コンフィデンスマンJP－英雄編－』やNetflix作品『トークサバイバー』などに続々と出演している。唐田にとって、本作が芸能界本格復帰のきっかけとなればよいが。