生稲晃子の祝勝会で下村博文が「怒りの独演会」を開催したワケ | FRIDAYデジタル

生稲晃子の祝勝会で下村博文が「怒りの独演会」を開催したワケ

9月14日、東京・赤坂の中華料理店で生稲晃子参議院議員の参院選祝勝会が行われた。約2時間、下村博文衆議院議員がしゃべりまくった怒りの矛先とは――

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赤坂の高級中華料理店に到着した生稲議員
赤坂の高級中華料理店に到着した生稲議員
下村議員は他のメンバーより先に店を出て足早に車に乗り込んだ
下村議員は他のメンバーより先に店を出て足早に車に乗り込んだ

9月14日18時30分、東京・赤坂の高級中華料理店の前に黒塗りのクラウンが停まった。白いジャケット姿で颯爽と降りてきたのは、今年7月の参院選で初当選を果たした自民党の生稲晃子参議院議員(54)だ。中華料理店の入り口に立っていた女性に出迎えられ、生稲議員は足早に店内へと入って行った。

「この日は、中華料理店で生稲議員の参院選祝勝会が行われたんです。事務所のスタッフなど、20名以上が参加しました。当初はおニャン子クラブ時代の仲間が参加するという話もありましたが、コロナ禍などもろもろの事情でそれはなくなった。ただ、生稲議員の選対本部長を務めた“あの人”はもちろん参加しました」(自民党関係者)

“あの人”とは、旧統一教会との関係が盛んに取り沙汰されている下村博文衆議院議員(68)である。祝勝会と同日には、旧統一教会の関連団体幹部から陳情を受け、党の公約に反映させるよう指示を出していたという疑惑を週刊文春に報じられていた。

どうやら下村議員は、この記事に対してかなりご立腹だったようだ。

「生稲議員の祝勝会だったはずなのに、ほとんど下村議員の独演会でした(笑)。『文春はあんな記事載せやがって』と、約2時間にわたって下村議員がしゃべりまくっていた」(同前)

しゃべるだけしゃべって満足したのか、20時過ぎ、他のメンバーより先に下村議員は店から出てくると、足早に送迎車に乗って走り去っていった。

祝勝会が解散となったのは、それから約1時間後。生稲議員がタクシーに乗り込み去って行った後、20人ほどの参加者がゾロゾロと店から出てきた。

「抜群の知名度を持つタレント候補として参院選に出馬しながら、生稲議員は大苦戦を強いられ、何とか5位に滑り込んだ。スタッフたちはその苦労話をしたかったのに、祝勝会はほぼ下村議員の話で終わってしまった。なので、話し足りなかった一部のスタッフたちで2次会も行われたそうです(笑)。

ただ、党内にファンの多い生稲議員の祝勝会は今回だけではなく、これから何度か行われることになっている。下村議員以外の大物議員との祝勝会も予定されていると聞いています」(自民党中堅議員の秘書)

旧統一教会との関係が次々と浮上し、批判が噴出している自民党。今後もしばらく、生稲議員は自分の「祝勝会」で、大物議員たちの愚痴を聞かされることになりそうだ。

会が終わった後、小走りでタクシーに向かう生稲議員
会が終わった後、小走りでタクシーに向かう生稲議員
  • 写真小川内孝行

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