驚きの”コーラス参加”で…KEIKO新曲発表で小室と蜜月だった頃のように『globe』復活なるか

「じゃじゃーん！　globeのKEIKOです。みなさんお久しぶりです」

音楽ユニット『globe』のボーカルKEIKO（50）が11月28日、マーク・パンサー（52）がパーソナリティを務めるOBSラジオ『JOY TO THE OITA』にスタジオ生出演した。同番組にはこれまで何度か電話出演したことはあったが、公開生放送のスタジオで観客を前に話をするのは、2011年10月にくも膜下出血で倒れて以来、初となった。マスクを装着したままでの会話だったが、身体に障害が残っている感じも、言葉が聞き取りづらいということも全くなく、

「みんなに何かを届けられたらと思っていたんですけど、まずこれが一歩だと思っていますし、まだまだこれから頑張ります」

と語り、最近はゴルフや料理にハマっていることなどを明かした。１月より同番組に出演することも発表されたことで、SNSにはKEIKOのメディア復帰を喜ぶ声で溢れたが、KEIKOの歌手としての再活動やglobeの活動については、

「過度の期待をしすぎてKEIKOにプレッシャーをかけすぎないように」

「無理をなさらないでください」

といった慎重な意見が多数を占めていた。そんな中、12月７日、KEIKOが新曲を収録していたと『NEWSポストセブン』が報じたのだ。記事によると、新曲のタイトルは『WHITE OUT』で、マークがラップを担当し、10月下旬に極秘裏にレコーディングが行われたという。

「この報道で特に驚かされたのは、元夫で音楽プロデューサーの小室哲哉氏（64）がコーラスで参加しているという点です。確かにglobeは小室氏が中心となって作り上げたユニットですが、くも膜下出血で倒れたKEIKOを献身的に支えていたと思われた小室氏の不倫が2018年に発覚し、泥沼裁判を経て2021年２月に離婚が成立したばかりです。そんな二人が再びglobeとして活動をするとは誰も思っていなかったと思います」（音楽業界関係者）

エイベックス株式会社代表取締役会長の松浦勝人氏（58）も、かつて自身のYouTubeチャンネルで、globeの再活動については、このような考えを述べていた。

「KEIKOの歌は俺も聞きたいよ。聞きたいけど」

と、前置きした上で、

「（globeの）復活は正直、難しいと思いますよ。KEIKOはカラオケは歌えるけどステージに耐えられるかって言ったら、ちょっとそれは、まあ、あの、うん、ん〜」

と、言葉を濁し、globeの再活動をほぼ諦めているような口ぶりだったのだが、

「KEIKOの脅威的な回復力と彼女の『まずはこれが一歩だと思います』という言葉にある通り、全盛期ほどの回復は難しくても、もう一度globeとしてステージに立ちたいという強い信念があるのだと思います。彼女のこうだと思った時の意志の強さと行動力は業界でも知れ渡っていましたから」（前出・音楽関係者）

KEIKOといえば、2008年、小室氏が著作権譲渡を巡る５億円の詐欺事件で逮捕されたことで囁かれた離婚説を一蹴。周囲の反対を押し切り、小室氏を全力で支え続けることを周囲に語っていた。小室氏が保釈されたその年の11月、神社にKEIKOと手を繋いで現れた小室氏に直撃を試みると、

「…ひとつだけ言えるのは、私は作詞・作曲したり、KEIKOに歌ってもらったりするのが大好きな、ただの音楽家だということ。それを忘れてはいけなかったのです」

と、語っている。この時、そっと顔を伏せたKEIKOが印象的だった。この言葉をまだ小室氏が忘れていないのだとすれば、globeの再活動。そして、ステージ復活は、十分あり得るような気がする。