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<figure id="attachment_370035" aria-describedby="caption-attachment-370035" style="width: 2048px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b167db6e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/04/7ff90897ce37f205f9de0c3d5e2229c1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-370035" class="wp-caption-text">現在日本でもっとも賑わう〝歓楽街〟飛田新地。そんな飛田新地の「歩き方」をルポする（画像はすべて生駒氏提供）</figcaption></figure>
<p>かつての遊廓の面影を今に残す飛田新地（大阪市西成区）。日本最大の〝料亭〟街であり、現在ではこの場所ほど賑わいを見せる歓楽街は他にはないという。近年では海外からの観光客も多いようだ。そんな飛田新地の〝現在〟を、長年この地を取材してきた風俗ジャーナリストの生駒明氏がレポート。新地内部のガイドや遊び方なども指南する。</p>
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<h3><span class="strongInContent">約400ｍ四方の土地に160軒の料亭が</span></h3>
<p>ヤバイ。かわいすぎる。女の子のレベルが、また上がっている。４月４日（木）の夕方４時半、飛田新地の料亭は、すでに全開である。青春通りとメイン通りをひと回りする。コスプレ全盛なのは前回訪れた’23年１月30日と変わっていないが、種類は増えたようだ。ライトアップされた女の子たちに、見つめられながら笑顔で手を振られると、ドキドキと胸がトキメいてたまらない。まだ何もしてないのに、歩いただけなのに、気持ちの高ぶりが抑えられないほどだ。</p>
<p>通りには外国人男性客がいっぱい。時折、カップルもいる。中国、韓国、そして欧米、さらに南アジアや中東らしき男性もいる。やはりここは日本一華やかな歓楽街だ。世界中の男たちを引き寄せ、一瞬で心を鷲掴みにする〝地上の楽園〟である。</p>
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<p>飛田新地は約400メートル四方の土地に、約160軒の料亭がズラリと立ち並ぶ。料亭の入り口には女性が座っており、客となった男性は２階の部屋でお茶とお菓子などで軽く飲食をした後、性的サービスを受ける。表向きは「女性と話すうちに、たちまち恋に落ちた結果」ということになっている。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="料金は15分１万1000円から"></div>
<p>営業は10時頃から24時まで。基本的に年中無休となる。料金は基本20分１万6000円。30分２万1000円、45分３万1000円、60分４万1000円となる。なお、15分１万1000円で遊べる店もある。</p>
<p>場所は天王寺駅から徒歩10分ほどの西成区山王３丁目の一帯となる。女の子の平均レベルは高い。年齢層は通りによって異なり、メイン通り、青春通りなどの〝表通り〟では20代が中心、高架より西側の百番通り、若菜通りなどの〝裏通り〟では30代が中心で、40代以上の女性もいる。</p>
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<p>遊びの流れは、路上から女性を見て相手を決め、店に上がる。２階に通されると、コースを決めて、料金を支払う。その後、飲み物とお菓子、おしぼりを女の子が持ってくる。プレイが始まり、女の子にリードされる形で遊ぶ。基本的には「ゴムあり」だが、裏通りでは「生」の場合もある。プレイ後にキャンディーをもらって帰る。キャンディーを持っていることが「遊んだ後」の印となり、客引きのおばちゃんに声をかけられなくなる。</p>
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<p>治安はいい。トラブルが起こることは滅多にない。だが、料亭が営業中の新地内で写真を撮ったときは騒ぎとなる。写真撮影はNGだからだ。飛田新地の中には、通行人に撮影禁止を呼びかける看板が、店の壁などあちこちに掲げられている。「STOP！迷惑行為　盗撮は犯罪です　No Photography」などと、日本語と英語で表記されている。料亭内の女性にカメラを向ければ、客引きのオバサンからこっぴどく叱られ、罵声が飛び交う。</p>
<p>前身の飛田遊廓は、1918（大正７）年に築かれた。決定的な転機は1958（昭和33）年に完全施行された売春防止法で、表立って風俗店を名乗ることができなくなった。以後、飛田新地の店は「料亭」という看板を掲げ、飛田新地全体は「飛田料理組合」という組織が管理するかたちとなっている。</p>
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<p>有料版『FRIDAY GOLD』では飛田新地の24時間の様子を綴った密着ルポ、さらに詳しい〝歩き方〟について解説している。</p>
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<div data-friday-gold-link-url="https://friday.gold/article/229851" data-friday-gold-link-title="世界中の男を引き寄せる日本一華やかな〝歓楽街〟　徹底ガイド「飛田新地の歩き方」" data-friday-gold-link-excerpt="かつての遊廓の面影を今に残す飛田新地（大阪市西成区）。日本最大の〝料亭〟街であり、現在ではこの場所ほど賑わいを見せる歓楽街は他にはないという。近年では海外からの観光客も多いとか。そんな飛田新地の〝現在" data-friday-gold-link-thumbnail-wide="https://media.friday.gold/image/upload/c_fill,dpr_2,f_auto,g_faces,h_144,q_auto:eco,w_256/v1/assets/2024/04/03129a5e78e4f4afc4386bb9dd9f0b98-21131242629315-21131242629554.jpg?__cld_token__=exp=4102444800~hmac=4f3acf5ef4287afcef19d6c88f31b1fa7e8b556ccbd425c3a3a8d3db78ab245c" data-friday-gold-link-thumbnail-square="https://media.friday.gold/image/upload/c_fill,dpr_2,f_auto,g_faces,h_105,q_auto:eco,w_105/v1/assets/2024/04/03129a5e78e4f4afc4386bb9dd9f0b98-21131242629315-21131242629554.jpg?__cld_token__=exp=4102444800~hmac=e69e79a615d9ef960bc6c638250996ee4367042a3e2fa8fe8f7df2ae96707d4d"></div>
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<div data-friday-nextpage-lead="「飛田新地案内図」"></div>
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<figure id="attachment_370036" aria-describedby="caption-attachment-370036" style="width: 2048px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="7a32bca9"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/04/97956bafa1383df16b246d786f2382b9.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-370036" class="wp-caption-text">新地の案内板。「青春通り」と「メイン通り」がもっとも賑やかな一角だ</figcaption></figure>
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ペンネームはイコマ師匠。『俺の旅』シリーズ編集長。徹底した現場取材をモットーとし、全国の歓楽街を完全踏破。フリーの編集記者として、雑誌やサイトの記事、自らのSNSなどで『俺の旅』を継続中。著書に『フーゾクの現代史』『ルポ日本異界地図』（共著）。<br />


生駒明

日本で最も賑わう〝歓楽街〟である飛田新地。長年この地を取材してきた風俗ジャーナリストの生駒明氏が24時間密着ルポ、飛田新地の現在と「歩き方」を指南する。

世界中の男を引き寄せる〝日本一華やかな歓楽街〟徹底ガイド「飛田新地の歩き方」

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