滝沢秀明が指名「KinKi」堂本光一の存在感が増している理由 | FRIDAYデジタル

滝沢秀明が指名「KinKi」堂本光一の存在感が増している理由

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大好評で千秋楽を迎えた主演を務める舞台『Endless SHOCK』。光一はその舞台稽古中や公演の合間に後輩の指導を行っていた
大好評で千秋楽を迎えた主演を務める舞台『Endless SHOCK』。光一はその舞台稽古中や公演の合間に後輩の指導を行っていた

「草彅剛くんが、“これ帝国劇場に持っていきなよ”っておっしゃってくださったらしくて。そのマッサージチェアが帝国劇場の稽古場にずっと置いてあったんですよ。それをジャニーさんが“光一、持って帰りなよ”っていうことで家に持って帰ってきて」

10月5日に放送された『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)でこう発言したのは、堂本光一。この日は、歌舞伎俳優の市川猿之助がゲストだった。休みが少なく、身体のメンテナンスをする時間が十分に取れない猿之助のために、マッサージチェアのプレゼン大会を行うという趣旨で進行された。

猿之助の「お2人は(マッサージチェアを)持っていますか?」という質問に相方の堂本剛が「持っていない」と答える中、光一は冒頭のように回答。この発言に対して、ファンは少しザワついたのだ。

「光一さんはSMAPの解散発表があった当時から、彼らについて発言し続けていました。当初は事務所側も光一さんが発言することを懸念して、会見の囲み取材ではジャニーズ御用達のリポーターに質問を制限するなどの対策を取るほどでした。草彅さんはもちろん、稲垣吾郎さんや香取慎吾さんのように事務所を辞めてしまった人の名前をテレビで挙げるなんて、本来は許されませんからね」(ワイドショースタッフ)

ジャニーズ事務所内でジャニー喜多川氏の姪であるジュリー藤島氏と元SMAPのマネージャーだったI氏との間で派閥争いがあったと報じられた当時、自らを“中立派”だと発言をしていた光一。彼の立ち位置だからこそ許された部分もあるのかもしれない。また、公正取引委員会から注意を受けたこともあり、事務所としても3人に関するコメントを排除する方針ではないのだろう。

「9月にはジュリー氏が事務所社長の地位に就きましたが、中立派だった光一さんの存在感が、ここにきて大きくなっている。その理由のひとつが、後輩の育成を熱心に行っていることだと言われています」(スポーツ紙記者)

King&Princeの岸優太が主演、そのライバル役を同グループの神宮寺勇太が務めた舞台『DREAM BOYS』(9月3日~27日/帝国劇場)は、滝沢秀明副社長が演出補佐を務めた。その滝沢から直々に“演技指導をしてほしい”と直談判されたのが、光一だったのだ。舞台のゲネプロを見た記者たちからは、絶賛の声が上がったという。

「この物語の初演は’04年で、滝沢さんが主演を務めました。以降、キャストや内容の変更を繰り返して再演されています。今回はジャニーさんが逝去した後の公演でしたが、舞台にストーリー性が増し、シナリオがブラッシュアップされたように感じます。ジャニーさんのやりたかったことを滝沢さんが汲み、滝沢さんがやりたいことを光一さんが上手に具現化する……。この流れがうまく出来上がったのだと思いますよ」(芸能プロ関係者)

実は、光一自身も主演を務める舞台『Endless Shock』の大阪公演が9月11日から始まるというタイトなスケジュールの中で『DREAM BOYS』の演技指導を行っていたのだという。

舞台の演技指導だけでなく、Hey! Say! JUMPが10月5日・6日に行った台湾公演では総合演出を担当した光一。フライングアクションを取り入れることを提案すると、多忙の合間を縫って、直接フライングの指導を行った。

こうして聞くと、光一は、熱心に後輩の世話をする人物のように感じるが、これまでは指導に積極的ではなかった。それが、自分の舞台稽古の合間を縫ってまで、後輩たちを指導するという変貌ぶりをみせたのだ。実はこれにはワケがあった。

「光一さんは、昔と違いすぎる今のジャニーズJr.たちに疑問符を抱いていた時期があったそうです。Jr.はまだ研究生という扱いである、というのが光一さんの考え。タレントとして成立しているわけではないから、努力をしなくてはならない、と。しかし、今回滝沢さんから依頼を受けて、指導してみたところ、今の子たちの覚えの速さには驚かされる、と話していたそうです。稽古時間の短さも訝しく思っていたようですが、“稽古時間が取れないから、短時間でちゃんと覚える姿勢が身についているのか”と逆に感心していました」(前出・芸能プロ関係者)

そんな光一の指導は、ジャニーさんから直接シゴかれたからこそ的確なのだろう。自身の経験も踏まえたアドバイスは、若手の心にしっかり刺さっているようだ。

「実際、囲み会見でJr.の子たちが光一さんの名前をたくさん出して、どんな指導を受けたのかということや、光一さんにまつわるエピソードをたくさん話すようになりましたよね。これは、以前Jr.だった子たちが、ジャニーさんのエピソードを会見で喜々として話している口ぶりと同じようにも感じます。滝沢さんも光一さんには絶大な信頼を置いている。今後も、光一さんはジャニーズとは切っても切れない“舞台”という分野で大きな役割を担っていくと思います」(前出・スポーツ紙記者)

後輩からの絶大な支持と滝沢の信頼を得て、光一の地位は盤石なものとなるだろう。

  • 撮影川上孝夫

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