識者も太鼓判!大谷翔平 ″ゴジラ超え″の次はイチロー 目指すは「年間200本&最多安打」
開幕からヒット量産で驚異の打率を記録! 早くも首位打者が見えてきた!!
|スポーツ
高々と舞い上がった白球は一直線に右翼席へ突き刺さった。4月22日(日本時間)のメッツ戦、ドジャースの大谷翔平(29)は3回の第2打席、相手右腕エイドリアン・ハウザー(31)が投じた2球目のスライダーをフルスイング。このメジャー通算176号で、大谷は松井秀喜氏(49)が持つ日本人選手のメジャー最多本塁打記録を更新し、単独歴代1位となった。
「もう更新は不可能だろう」――。そう思われていた記録を塗り替えた大谷が次に目指すのは、もう一人のレジェンド・イチロー氏(50)が持つ「シーズン200安打&首位打者」のタイトルだ。
「本塁打に注目が集まっていますが、今年の大谷は24試合で35安打とヒットも量産。.350以上のハイアベレージで推移している。昨年のリーディングヒッター、ルイス・アラエス(27)は開幕から不調なので、初の首位打者が見えてきました。
大谷は例年、5月下旬から調子を上げています。ロサンゼルスの夏は暑く、グラウンドが硬くなってボールが跳ねるので内野安打も増える。仮に年間で650打数と仮定すると、打率.320で208安打と最多安打が見えてくる。もし700まで打数を伸ばし、打率.375を記録するようなことが起きれば、イチロー氏の持つ年間262安打という世界記録にも届くかもしれない。決してあり得ない話ではありません」(スポーツライターの友成那智氏)
今季の大谷は言わば、松井とイチロー、長打と巧打の二刀流――。この男、どこまで我々の想像を超えていくのか。
『FRIDAY』2024年5月10・17日号より
PHOTO:AFLO