大谷翔平「筋肉ムキムキ写真」でわかる不調でも笑顔の理由

一時打率1割切れ

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今季から重点をおいた筋力トレーニングで上半身がムキムキになった大谷。急激に増えた筋肉がスムーズな動きの妨げになっているという見方もある

「しっかり打てそうな雰囲気はあります。ホームラン、行けるかなぐらいの感じだった」

3月6日のロイヤルズとのオープン戦に出場した大谷翔平(25)は、2打数無安打1三振と結果を出せなかったが、試合後は報道陣に強気の姿勢を見せた。翌日のダイヤモンドバックス戦では11打席ぶりにヒットを放ったものの、一時は打率が1割を切るほどの絶不調。14打数2安打9三振の惨状に(3月9日現在)、ジョー・マドン監督も「タイミングがズレている」と心配顔だ。

「納得のいくスイングができていないのでしょう。凡退するたびにクビをひねっていますから。打撃フォームも、右足を上げたりノーステップにしたりと安定しません。3月1日のホワイトソックス戦では2打数2三振に倒れると、試合途中にグラウンドを後にし近くの室内練習場にこもり、ずっと打撃練習をしていました。日本人記者の間では様々な憶測が流れています。

’18年10月や昨年9月に手術を受けた、右ヒジ内側側副靭帯や左ヒザの回復が遅れ、痛みが残っているのではないか。また今キャンプから重視している筋力トレーニングで巨大化した身体が、スムーズな動きを妨げているのではないかという見立てです」(スポーツ紙メジャー担当記者)

不振を極める大谷に、“球界のご意見番”張本勲氏も3月8日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で“喝”を出した。

「あんなバッティングじゃ打てませんよ。(テークバックをとり直すため)1回止まるでしょう。止まっちゃダメなんです。ピッチャーが投げる瞬間、パッと止まる。だったら、もう1回やり直さないといけないから。動きがないとダメ。迷っているんでしょう」

だが日本人ファンの心配をよそに、大谷には悲壮感はない。試合ではうかない表情を見せることもあるが、練習では笑顔が絶えないのだ。本人はチームメイトなどに、こう語っているという。

「あまりヒットは出ていないけど、タイミングや(投手との)距離感は悪くないかなと思います。インパクトまではいい感覚でも、ヒットにならないのはスイングの軌道がちょっとズレているだけ。実戦の中で修正していけますよ。春先は、ヒットよりもいい当たりのほうが気分いいんですよ。逆にこの時期に結果が出てしまうと、『シーズンにとっておきたいな』と不安になってしまうんです」

メジャーに詳しいスポーツジャーナリストの友成那智氏が語る。

「大谷は、もともと春先の調子はよくないんです。オープン戦は、試行錯誤の時期と割り切っている。メジャー1年目の’18年もオープン戦は32打数4安打、打率.125と散々でしたが、シーズンに入ると.285、22本塁打と爆発し新人王を獲得しました。

本人も『1年目は(オープン戦のヒットが)4本だったので今年もそれを目標にしたい』と、冗談を言うほど余裕があります。そもそもメジャーでは、オープン戦は調整期間という意識が日本より強い。打率0割台でも平然としている強打者は、大勢にいるんです」

メジャーでは春先に、一流選手の成績が上がらないのは当たり前――。ファンの不安が、とり越し苦労になれば良いのだが。

  • 写真アフロ

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