「禁断の飲料」と呼ばれるゼロッピーの飲み方を徹底比較!

禁断の“キンミヤ”דノンアルコールビール”4種を比較

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大衆居酒屋などで多く見かけるノンアルコール飲料「ホッピー」は、焼酎の割りモノとして定番の飲み物。メニューに迷ったら、とりあえず「ホッピーちょうだい!」といえば間違いないほど、多くの酒好きに愛されている。

元々は、ノンアルコールビールとして売り出されたホッピーであるが、いつからか消費者の間で、焼酎で割って味わえる“ビール風味”の飲み物として定着し、長く愛されてきた。そこで一つひらめいたのは「ひょっとして、ノンアルコールビールで焼酎を割れば、よりビールに近づけられるのではないか」というアイデアだ。

さっそく、「やってみるのが吉!」というわけで、老舗ビールメーカー4社が販売しているノンアルコールビールに焼酎を組み合わせて、それぞれどのような味わいになるか実際に試してみた。

テレワークが推奨される今、自宅で楽しめるちょっとした息抜き、気分転換にも役立ててもらいたい。

キンミヤと各種ノンアルを黄金比「1:3」で割る!

実は、焼酎+ノンアルコールビールの組み合わせ、一部の大衆居酒屋では「ゼロッピー」などの名前で、実際に提供されている。今回は「自宅でも楽しめる」をテーマにさまざまな組み合わせを試してみた。

主役となるノンアルコールビールは、アサヒビール・ドライゼロ、キリン・パーフェクトフリー、サッポロビール・麦のくつろぎ、サントリー・オールフリーの4種類。いずれも街中のスーパーやコンビニなどで、比較的手に入れやすいモノばかりだ。

今回の検証で使用したノンアルコールビール4商品

そして、各商品の相棒となる焼酎には、大衆居酒屋で比較的よくみかける「キンミヤ」の愛称で知られる宮﨑本店の「亀甲宮焼酎(20度)」を使用した。

大衆居酒屋などで愛されている通称「キンミヤ(20度)」

もっとも深く味わえる方法として、同社のサイト上に掲載されている「キンミヤ焼酎の美味しい愉しみ方」に記載されていた「キンミヤ【1】:ホッピー【3】」という黄金比を頼りに、飲み比べてみた。

ひと口目のキレと口当たりの軽さが特徴の「ドライゼロ」

それぞれの飲みくちを調べるにあたり、初めはプレーンな状態でまず一杯。その後、各種ノンアルコールビールと焼酎を割って味わってみた。

アサヒビール・ドライゼロ(350ml)

初めに試したのは、ノンアルコールビール「ドライゼロ」(アサヒビール)だ。

【ドライゼロ単品では?】
同社の主力商品である「アサヒスーパードライ」と似た味わいをかもし出すだけあって、口あたりはひじょうに強い。ノンアルコールでありながら、ひと口目からガツンと来る飲みくちは、今まさにビールを飲んでいる、と錯覚をおぼえるほどだ。初めこそ強烈なのどごしに衝撃が走るが、飲みすすめても比較的スッキリしているのがドライゼロの特徴でもある。

焼酎「キンミヤ(20度)」とアサヒビール・ドライゼロ

【キンミヤ×ドライゼロでは?】
焼酎と組み合わせると、飲みくちが軽くなり口あたりがさらにマイルドに。焼酎の奥からにじむ甘みをほのかに強調してくれて、ホッピーよりもクセがない印象を受けた。

次またその次と飲み進めたくなる「パーフェクト・フリー」

キリン・パーフェクトフリー(350ml)

続いて味わったのは「パーフェクトフリー」(キリン)である。

【パーフェクト・フリー単品では?】
飲みくちとしては、ひと口目から飲み終えるまでの間、一定の刺激がずっと続く印象。舌先やのどの奥で受け止める感触は軽めで、スッキリとした飲みごたえを味わえる。

焼酎「キンミヤ(20度)」とキリン・パーフェクトフリー

【キンミヤ×パーフェクト・フリーでは?】
焼酎と組み合わせると、持ち前の軽さにさらに磨きがかかる。いったん飲み始めるとひと口、ふた口とグビグビ行かずにはいられないほど。とはいえ、ビールと似たようなコクは失われておらず、のどを通り過ぎるたびに時間差でほどよい香りがただよってきて、どこか上品さも感じられた。

スパークリングワイン風味を感じさせる「麦のくつろぎ」

サッポロビール・麦のくつろぎ(350ml)

次に試したのは、「麦のくつろぎ」(サッポロビール)だ。

【麦のくつろぎ単品では?】
実際に味わってみると、ラベルにもある「フルーティーな香り」がだいぶ強調されているのが分かる。飲みくちはスッキリしとしていて、口に入れたとたんに鼻を抜ける柑橘系の果実のような香りがほのかに鼻を抜けていく。目をつぶりながら舌先で噛み締めてみると、その特徴がよりいっそう伝わってくる。

焼酎「キンミヤ(20度)」とサッポロビール・麦のくつろぎ

【キンミヤ×麦のくつろぎでは?】
キンミヤのかすかな甘味と合わさると、まったりとした味わいになる。持ち味であるフルーティさがほんのりとただよい、飲みごたえはさらにスッキリとした印象。ビール風味というよりも、舌先で丁寧に味わってみるとスパークリングワインのような味わいを楽しめる。

甘みと香りの相乗効果が生まれる「オールフリー」

サントリー・オールフリー(350ml)

最後に味わったのは、ノンアルコールビール「オールフリー」(サントリー)だ。

【オールフリー単品では?】
飲みくちはまったりしていて、のどごしで受け止める刺激はやや重め。飲み進めていくと鼻先に麦の香りがただよってきて、ビールの口あたりよりも麦芽やホップといった素材本来のよさを強調した印象だった。

焼酎「キンミヤ(20度)」とサントリー・オールフリー

【キンミヤ×オールフリーでは?】
実際にかけ合わせてみると、キンミヤの持つ甘みとオールフリーならではの香りが上手く五分五分で合わさり、相乗効果を生み出していた。プレーンな状態でただよってきた鼻を突く香りも残っていたので、ちょっとぜいたくな気分を味わいながらほろ酔いになりたい人にはアリかもしれない。

―――

さて、今回は4種類のノンアルコールビールで、焼酎との組み合わせを試してみた。それぞれ特徴としては、気軽に飲み進めたい人に向いているのはアサヒ・ドライゼロやキリンのパーフェクト・フリーで、よりビールに近い味わいを楽しみたければサントリー・オールフリー。そして、少し違った味わいを求めるならばサッポロビール・麦のくつろぎを選ぶのがふさわしいという結論に至った。

世相として、自宅にいる時間が長くなった方もいる今。何となく「刺激が足りなくなってきた」という人たちにもぜひ、禁断の“キンミヤ×ノンアル”を自分流に楽しんでほしい。

  • カネコシュウヘイ

    (編集者/ライター)1983年11月8日生まれ。埼玉県在住。成城大学出身。2008年から出版業界に従事、2010年に独立しフリーランスとなる。以降、Webや雑誌でエンターテインメント系のジャンルを中心に取材や執筆へ注力。月平均4〜5回はライブへ足を運ぶアイドル好き。著書に『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)

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