チェーン店では味わえないネタを握る「地方系回転寿司」はココ!

4つの寿司店を厳選。自慢の品々を紹介する

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

飲み放題や子ども向け料理など、あの手この手で生き残りを図る回転寿司業界。

とはいえ、やはり寿司は「ハレの日のご馳走」だ。

少し奮発して「絶品ネタ」を味わいにいこう

根室花まる 銀座店 (東京)

常時ネタは100種類前後! 北海道の漁港から仕入れるネタを東京で

シャリが見えないほど盛られた「紅鮭すじこ醤油漬け」(340円)。北海道らしい豪快さ

ほたてや花咲蟹、サンマなど、根室で水揚げされる魚介を中心に、北海道直送の新鮮なネタを提供。一皿130〜580円。
○東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座10階
☎03-6264-5735
○11:00〜23:00 不定休

 

低価格で気軽に食べられることから幅広い層に支持されてきた回転寿司。チェーン店が増えて飽和状態となっている今、価格は高めながらも個性を打ち出した回転寿司の勢いが止まらない。

その特徴のひとつが、地方の名店が、地元と同じクオリティのまま東京に進出してきていること。『根室花まる』は北海道の魚介がメイン。東京では珍しいタラバガニの「ふんどし」(腹肉)など、北海道ならではの品が揃う。北陸のネタに特化する『金沢まいもん寿司』も、のどぐろ、白えび、がすえびなど、普通の回転寿司ではお目にかかれないネタが並ぶ。同店の小池寿夫部長は「価格は高いですが、特に白身魚や甲殻類好きの方に喜ばれています。近々、台北にも出店する予定です」と語る。

東京進出を目指す店とは別に、「その地に行かなければ食べられない」地方の名店も健在だ。とりわけクオリティが高いのが、北九州エリア。玄界灘や関門海峡に近く、朝買い付けた魚が昼には店頭に並ぶ。ここで紹介した『ひょうたんの回転寿司』『廻転寿司 海人』の共通点は、ともに〝回らない寿司〟の系列店があること。『ひょうたん』は、すぐ近くに創業60年近い老舗の本店があり、『海人』は1階が回転寿司、2階がふくコースなどの海鮮処となっている。美味になじんでもらう入門編が回転寿司なのだ。

一貫にほたてが2粒ものる「野付の二階建て生ほたて」(580円)。甘くて歯ごたえもあり
元気なかけ声が飛び交う活気あふれる店内。捌きたて、握りたて、揚げたてが味わえる

金沢まいもん寿司(東京)

回転寿司激戦区の金沢 その名店が東京に進出して大人気

手前から「かにがんこ盛り」(780円)、「海鮮宝箱軍艦」(470円)、「山形牛サーロインあぶり」(1320円)

金沢や能登から毎日届く北陸の海の幸が満載。のど黒や白えびなど、白身、えび、蟹のラインナップは他では味わえない充実ぶり。
○東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO7階
☎03-5784-1144
○11:00〜22:00 不定休

金沢の茶屋街をイメージした店内。一皿120円〜

ひょうたんの回転寿司(福岡・天神)

回転寿司界にとどろく「地方の雄」 旬のネタを140円〜で提供する行列店

人気の「一口あわびのおどりぐい」(390円)。レモンをかけると動くためインパクト抜群だ。コリコリの歯ごたえと塩の風味がきいている

開店から常に満席が続く超人気店。九州の玄関口・福岡で天然ものを味わってもらおうと、近海で獲れたての素材が集まる「長浜鮮魚市場」で毎朝買い付けを行っている。
○福岡県福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ専門店街 B2階
☎092-733-7081
○11:00〜21:00(なくなり次第終了) 定休日なし

「佐賀牛ステーキ手巻き」(320円)は、スライスした極上サーロインをシャリにのせ、バーナーであぶって巻いていただく
平日の開店前は少なくとも20〜30人が並ぶ。入り口横には売店もあり、セットものなどを並ばずに持ち帰れる

海鮮処 廻転寿司 海人(福岡・北九州)

ふくの白子が回転寿司で! 魚問屋が作った関門海峡の名店

ふく白子軍艦(460円)は、本社がふく問屋だからこそ新鮮な状態で提供できる一品で、ふわっとしたとろける食感が特徴。臭みもなく、さわやかな潮の香りとクリーミーな舌触り

下関・唐戸市場のふく卸の会社が運営。「市場直仕込み」を掲げ、希少な魚に出合えることも。「魚の味がしっかりわかるようにシャリは少なめ」がポリシーだ。
○福岡県北九州市門司区港町3-3
☎093-322-5522
○11:00〜15:00、 17:00〜21:30
○水(祝日除く)

日替わりメニューに登場した白身の王様・クエ(640円)。むっちりとした柔らかさ、あふれる上品な旨みが堪能できる
甘い脂をじんわりと楽しめる鯨ベーコン(280円)。舌の上にのせてかみしめているとだんだん溶け、優しい味わいに変わる
店は多くの観光客でにぎわう門司港レトロ地区のすぐ隣に位置する

※価格はすべて税別です

『FRIDAY』2020年3月20日号より

  • 取材・文名須川ミサコ(東京) 井上幹彦(CR/福岡・北九州)撮影名取和久(東京) 益山潤

Photo Gallary12

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事