コロナ対策を聞かれた巨人・原監督が発した「ノー天気珍言」

開幕直前セ・リーグ“オフレコ情報”を紹介

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マスク姿の報道陣に〝素顔〟で対応する原監督。「モタさんはいいねえ」と育成出身の若き長距離砲を激賞した

新型コロナウイルスの影響でオープン戦が無観客で行われることが決定したとき、スポーツ紙巨人番記者たちは「イヤな予感がした」という。絶対、原辰徳監督(61)が変なことを言うぞ――と。

「東日本大震災の影響でナイター照明を25%オフにする節電対策が取られたとき、原さんは『我々が力いっぱいのプレーを見せれば、それが明るい照明の代わりになると思う。今年の戦いの枠組みの中に〝照明〟というテーマも入れていきたい』と意味不明な宣言をしていましたからね。今回もさっそく『無観客でも我々は戦うスタイルは変えない!』という珍言が飛び出しました」(巨人担当記者)

選手にはこう語りかけたという。

「監督&コーチの中で意見は一致した。キミたちはどうだい?」

ポカンとしているナインに向け、原監督の演説は止まらない。

「我々は動じない。我々の中で勝負がある。無観客だから、ということはない。そういう姿を幸い、テレビで放送してくれているという点でね!」

近くにいた報道陣は「地上波で中継してないだろ」と心の中でツッコんだ。

「印象的だったのはマスクをしていたのがほぼ報道陣だけで、原さん以下、巨人の関係者はほとんどしてなかったこと。良く言えばポジティブ、まあ、ノー天気です」(夕刊紙デスク)

だが、戦力的にはとてもノー天気ではいられないはずだ。昨季15勝をあげた山口俊(32)の穴が埋まっていないのだ。

「新助っ人右腕のサンチェス(30)が代役候補なんですが、投げるたびに失点している(以下、数字はすべて3月3日現在)。ヤクルトの青木宣親(のりちか)にインサイドの150㎞を軽々とホームランされたシーンが象徴的ですが、身体の開きが早いからボールが見やすいんですよ」(遊軍記者)

サンチェスは昨季、韓国で17勝5敗、防御率2.62の好成績を残しているが、夕刊紙デスクはこの数字も怪しいと言う。

「韓国野球は昨季、低反発球を導入。その結果、リーグ全体のホームラン数が前年の1756本から1014本に激減した。サンチェスの一昨年の成績が8勝8敗、防御率4.89だったことを考えれば、昨季の数字は低反発球で〝盛られた〟ものだった可能性が大なんです」

原監督の「コロナ珍言」のほかにも、オープン戦のベンチ裏では知られざるドラマが起きていた。速報でお届けしよう。

阪神 バース2世がすでに扇風機化

弱虎打線を救うべくメジャー通算92発の大砲、ボーア(31)を獲得。おべっかを使わないことで知られる掛布雅之HLT(阪神レジェンドテラー・64)が絶賛したことで、在阪スポーツ紙は「バース2世」と持ち上げたが――。

「オープン戦の打率が.000なんです。メジャー時代から『パワーは一級品だけど、バットに当たらない』という評判で、特に左ピッチャーの外に逃げる球が苦手。メジャーでも左投手からはほとんどホームランを打てていない」(夕刊紙デスク)

球団は「日本のピッチャーの情報を頭に入れておくべきだ」と進言するも、「感覚を大事にしたい」とボーアは映像を見ようとしないというから深刻だ。

「ボーアはバッティンググローブを着けずに素手で打つ。ヒジ当てやレガースも着けない。当然、内角攻めに遭うでしょうし、変化球が増えて打ち損じて自打球ということもある」(球団関係者)

大ケガ→早々に帰国して、「グリーンウェル2世」とならないことを祈りたい。

「バース2世」ことボーア(右)と昨季の韓国リーグ打点王のサンズ。二人のデキが、阪神浮沈のカギを握る

DeNA 筒香の穴より……

主砲の筒香嘉智(28)がメジャー移籍して打線が心配なベイスターズだが、スポーツライターの高橋哲也氏は、「球団にはさらなる懸念材料がある」と言う。

「東京五輪の野球とソフトボールの会場としてDeNAの本拠地・横浜スタジアムが使われることになり、大改修したんですよ。観客席を増やし、メジャーのボールパークみたいに球場の外周を回れるようにした。巨額の建設費は広告費、グッズや飲食店の売り上げでペイできるという目論見だったのですが、新型コロナという巨大リスクが発生した。ダイヤモンド・プリンセス号が停泊していたのは横浜港。しかも、風評被害に苦しむ日本最大の中華街が球場の真横に位置しているとあって、『客は来るのか⁉︎』と球団は戦々恐々としている。今季は五輪特需による建設費回収のシーズンとし、来季から三浦大輔(46)を監督に据えて新生ベイスターズとして売り出すという青写真が狂いかねない」

打線の穴より、防疫の穴が痛かった。

今季からファームの指揮を執る三浦監督。ポスト・ラミレスの最有力候補だ

ヤクルト ドラ1奥川の悩み

ヒジの違和感で二軍スタートとなったが、ドラフト1位・奥川恭伸(やすのぶ)(18)の評価は高まる一方だ。

「重力に逆らうような伸びのある剛速球を見て、高津臣吾監督(51)は『十分に一軍で通用する』と太鼓判を押しました。夏前には上にあがるでしょう。しかも性格は純朴。西都キャンプで1ヵ月近く禁欲生活を強いられていたので、卒業式で故郷の金沢に帰るのが一番の楽しみなんだとか(笑)。そんな奥川の目下の悩みが『突き抜けてしまっている』こと。奥川は研究熱心で、ヤンキースの田中将大やエンゼルスの大谷翔平の担当をしていた記者を見つけては調整法やトレーニングについて質問攻めにしているのですが、裏を返せばヤクルトに目標となる先輩がいないということ」(前出・高橋氏)

贅沢(ぜいたく)な悩みと言えなくもないが――。

走っても跳んでも、成績はチームトップクラスと、無限のポテンシャルを見せるドラ1奥川

広島 ドラ1・森下の弱点

3月1日に行われた中日とのオープン戦で広島のドラフト1位ルーキー、森下暢仁(まさと)(22)が3回1安打無失点好投。150㎞の真っ直ぐとカーブ、チェンジアップを駆使した円熟のピッチングを見たカープの関係者は早くも「使える」「新人王最右翼」と前のめりだ。

「ところが、他球団のスコアラーはほくそ笑んでいますよ。森下は体重移動の際に上体が一塁側に傾く。この動きによって腕を縦に振りやすくしているのでしょうが、バッターにはボールがよく見えるんですよ。これでは、いくら真っ直ぐが速くても打たれてしまう。あるスコアラーは『オープン戦の間は泳がせておく』と自信を見せていました」(担当記者)

新人王獲りをアシストすべき立場の今村猛(たける)(28)、一岡竜司(29)、中﨑翔太(27)らリリーフ陣の調子が上がってこないのも不安要素のひとつ。佐々岡真司新監督(52)の手腕が問われる。

広島のエースナンバーを背負う森下。巧みに変化球を操る新人離れしたピッチングで、先発ローテ入りへ前進

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