イケメン二人がそろう「バディ作品」にぜひとも期待したいこと

この春、ドラマ・映画が続々登場

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今年公開の映画『さんかく窓の外側は夜』のロケで、息の合ったところを見せる志尊淳(左)と岡田将生

ドラマや映画の資料を整理していたら、ふと気づいたことがある。それは俳優、タレントたちが二人主演する“バディ”作品が多いことだ。

そもそも日本のドラマではバディ作品の人気が高い。古くは国広富之と、今や色黒の代表にもなった松崎しげるによる『噂の刑事トミーとマツ』(1979年・TBS系)から始まり、国民的ドラマとなった『相棒』(2000年〜・テレビ朝日系)など。主演が一人でももちろんドラマは成立する。でも二人になることで、料理のレシピと同じく旨味をより一層増す。

春の到来にかけて、公開される予定のイケメン二人が揃う旨味倍増しのバディ作品をチェックしていこう。

解決しなければ愛眼し続けられる? 定番の“事件モノ”

バディを組んだ職業の代表格といえば、刑事モノだ。ただ最近は直球に警察だけが舞台になるパターンよりも、2020年冬ドラマにて放送された『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)に見られる、警察プラスアルファの要素を含んだものが散見される。

4月スタート予定、中島健人(SexyZone)と平野紫耀(King & Prince)が主演する『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)がそのひとつだ。まだ警察になっていない未満っ子たちが、学校で勉強した知識をフル活用して事件を解決していく物語。警察学校と聞くと、今年の正月に放送された木村拓哉主演『教場』(フジテレビ系)が記憶に新しい。

こちらはミステリー作品で、新年早々ドキドキされられたが、『未満警察 ミッドナイトランナー』はコミカル要素も多いらしい。予告映像を見たけれど、何かとハードなアクションシーンもあるのでこれは目に保養になることを、私が保証しておく。しかし本当に顔のきれいな二人が並んだね。

そして今年公開予定の映画では、岡田将生&志尊淳『さんかく窓の外側は夜』に主演。除霊師に扮する二人が難事件を解決していく。人気コミックスの映画化ということで、原作ファンの期待も高い。ただそれ以上にスラッとしたイメージの二人が除霊師という職業とは、ちょっと意外な感じもするのでどんな展開になるのか? そのビジュアルにも期待。

イケメン二人といえば…の“兄弟モノ”に眼福、満福

そもそもバディとは男性の仲間や相棒、それから作品における主演二人一組の意味を示す。男二人といえば、やはり兄弟モノだろう。運命に狂わせられたり、ケンカをおっぱじめたり、助けあったりとパターンはそれぞれ。でも個人的にはドロドロとしたストーリー展開をお勧めしたい。いがみ合っても、やはり家族なので最終的には手を取り合う絵が泣けるし、美しいからだ。

そんな私の希望を叶えてくれるであろう、スペシャルドラマ『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』(テレビ朝日系・3月15日(日))が放送される。主演は田中圭中村倫也だ。それだけで盆暮れ正月がきたような大騒ぎなのだけど、田中が刑事、中村が検事という配役もまたそそる。生き別れになった兄弟二人が運命の巡り合わせで、同じ事件に挑むという内容もまたいい。近日放送なのでお忘れなく。

そしてバディものラインナップの締め括りは、4月放送スタート、玉木宏&高橋一生主演の『竜の道 二つの顔の復讐者』(カンテレ・フジテレビ系)。この二人が実は双子だったという設定で、自殺に追い込まれた両親の復讐劇を演じる。資料を読む限り「心も捨て」「顔も名前も変え」「裏社会」というゾクゾクするワードが飛び交っているではないか。それを大人の俳優二人が演じるというのも、また物語を濃くする。毎週21時はリアタイを目指そう。

以上、4作が年内にお目にかかれるバディ作品。そのうち3作は春にはお目にかかれる。今年のお花見は自粛ムードがまだ漂っていそうなので、せめて色男で心の栄養を補充しておきたい。

ちなみに余談ではあるが、私が復活を願うバディ作品は『東京DOGS』(フジテレビ系・2009年)だ。小栗旬水嶋ヒロというバランスも素晴らしかったし、傍にいる吉高由里子もめちゃくちゃ可愛かった。あとテーマ曲『Tokyo Dogs Theme』が印象的でいまだに耳に残っている。

それから『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(カンテレ・フジテレビ系・2017年)も同じく。こちらの作品にも主演していた小栗旬と、西島秀俊のアクションや、毎回衝撃的な放送内容で目が離せなかった。そもそも両作品とも、その場に立っているだけでもかっこいいバディが、飛んだり跳ねたりするのだから面白いに決まっている。ここから放送される作品にもそんなドキドキが詰まっていることを、心の底から期待したい。

  • 小林久乃

    エッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター、撮影コーディネーターなど。エンタメやカルチャー分野に強く、ウェブや雑誌媒体にて連載記事を多数持つ。企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊を超え、中には15万部を超えるベストセラーも。静岡県浜松市出身、正々堂々の独身。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。

  • 撮影近藤裕介

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