東出昌大の不倫会見は「偏差値40以下」 謝罪のプロが辛口採点 | FRIDAYデジタル

東出昌大の不倫会見は「偏差値40以下」 謝罪のプロが辛口採点

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『どちらが好きか答えられない』はやはりダメだと思います」

3月17日、トークイベント後の囲み取材に応じた東出昌大。仕事関係者への謝罪は述べたものの、記者からの質問には「妻を傷つけるのでお答えできない」を連発した記者会見を、『謝罪の作法』の著者でもある東北大学特任教授・増沢隆太氏に採点してもらった。

2018年、第23回釜山国際映画祭に出席した際の東出昌大と唐田えりか 写真:アフロ
2018年、第23回釜山国際映画祭に出席した際の東出昌大と唐田えりか 写真:アフロ

「私は大学教員なので、大学評価基準(優80点以上、良70~、可60~。可以上が合格)で申し上げるのですが、とても合格は出せないので30点。換算が難しいのですが、偏差値としてはFランク=40以下くらいでしょうか」

増沢氏が特に指摘するのは、「妻と不倫相手とどっちが好き?」という究極の質問に対する東出の回答。

「『妻を傷つけるので答えられない』というのは、『不倫相手が好き』と取られかねない。炎上状態を収束させる意図があるのであれば、このような回答は考えられない。

今、大学では就活のピークを迎えていますが、面接練習で学生が困る質問“志望度の高くない企業”面接での、『当社の志望度はどのくらい?』があります。これに『第一志望「群」です』とか『まだ迷っています』など、どう言いつくろっても第一志望ではないことが丸わかりなのと同じことです。

就活する学生が大人な回答をできないのは仕方ありませんが、芸能人という立場、家庭を持つ立場からするとバカ正直すぎるとしか言いようがないですね」

それでは、あの場合どのような答えが最適だったのかーー。

謝罪は言葉一つで何とかなるというものではなく、収束のための事前準備(唐田さんとの関係清算とか、杏さんとの事前合意形成など)がある程度できて、会見に進むなどの結果、お詫びの言葉が生きるという構成になります。

なので、あそこまでグダグダした会見が進んで、あの質問に何を言っても最適どころか回復は難しいだろうと思います。

それを前提にして考えても、事態収拾が目的なら迷わず、間髪おかず『妻です』でしょう。そうなると『唐田さんは遊びですか?』と責めが続く。そこで火だるまになることによって、批判の炎が燃え尽きるのを待つという作戦かなと思います。

よく人から、謝罪で『怒られない方法』を聞かれますが、謝罪は『怒られること』が目的。そうすることによって批判エネルギーを少しでも減らすことが、事態収拾につながります。

ベッキーさんの不倫釈明会見のように、一方的に語るだけで質疑応答の時間を設けなかったのが悪い例。つまりきちんと怒られる場を設けなければ、ずっと批判のエネルギーは保たれたままなのです。

なので最適解とは、怒られない方法ではなく、東出さんへの批判を少しでも減らすために怒られることと考えるべき。それは『妻を選ぶが、それはイコール若い愛人を捨てるひどい男』という汚名と非難を浴びることを意味します」

10秒以上の沈黙の後に「答えられません」と回答した東出。その沈黙の間に考えたのは、「どう答えれば、誰1人傷つけずに済むか」ということだったのかもしれないが、結局それが裏目に出たようだ。

「その後も、『反省』『正直』『最善』『裏切らず』というようなキレイな言葉をいくつも並べていましたが、それでは何一つ収束に向かわないでしょう。

今後も役者を続けるのであれば、いっそのこと『唐田さんとは別れられない、すべては自分の愚かさです』といって、自ら離婚する。その後はイケメン二枚目役を捨て、徹底的に悪役・憎まれ役を演じるという人生もあるのかも知れません」

間に弁護士を立てて話し合うと言われている東出昌大・杏夫婦。今後の動向から目が離せない。

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