<figure id="attachment_103943" aria-describedby="caption-attachment-103943" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="fd3079c9"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/04/692177741915a4b76be27980c68fe86f.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-103943" class="wp-caption-text">ロケは御茶ノ水駅付近の神田川沿いで行われ、警察官姿の俳優らを含め、70人近いエキストラを集めて撮影。渡辺謙の存在感は際立っていた</figcaption></figure>
通勤ラッシュの時間が過ぎた朝10時半の東京・御茶ノ水駅前（千代田区）。大勢の外国人スタッフが撮影の準備に追われていた。
そこにオーラたっぷりの男が登場。渡辺謙(60)だ。スタッフらと挨拶(あいさつ)を交わした渡辺は、すぐにカメラの前へ。しゃがみ込んで遺体を観察後、立ち上がり、険しい顔で煙草を一服……というようなシーンだ。
「行われていたのは、米国ドラマ『トウキョウ・バイス』の撮影。アメリカ人新聞記者が日本の裏社会に迫る様子を描く作品です。主演はアンセル・エルゴートで、監督は『コラテラル』などで知られる名匠マイケル・マン。渡辺は警視庁組織犯罪対策課の刑事を演じ、製作総指揮も務めています」（映画ライター）
渡辺が現場入りしているというのに、総勢70名ほどのエキストラに自らが熱心に演技指導するマイケル・マン監督。おかげで渡辺はたびたび待ちぼうけを食らい、遠くにいる日本人スタッフに向かって、両手の人差し指をグルグル回し、「巻きで」と訴えるような場面も。その仕草さえ絵になるのは、さすが世界のケン・ワタナベといったところか。
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<figure id="attachment_103949" aria-describedby="caption-attachment-103949" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="cb8c0005"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/04/3b06ac56479a10019ea7886534c658ca.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-103949" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　渡辺謙　ハリウッドドラマ“日本ロケ”で見せた凄味</figcaption></figure>
<figure id="attachment_103951" aria-describedby="caption-attachment-103951" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d9475c3a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/04/e7e45fa20537cdef101f92dc58b05a2b.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-103951" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　渡辺謙　ハリウッドドラマ“日本ロケ”で見せた凄味</figcaption></figure>
<figure id="attachment_103953" aria-describedby="caption-attachment-103953" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="80a4eaf3"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/04/bc8bbd19d742c1a922b78cc7b80abada.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-103953" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　渡辺謙　ハリウッドドラマ“日本ロケ”で見せた凄味</figcaption></figure>
『FRIDAY』2020年３月27日・４月３日号より

近藤裕介

東京・御茶ノ水駅前。大勢の外国人スタッフが撮影の準備に追われるなか、現れたのは世界のケン・ワタナベこと俳優・渡辺謙だ。名匠マイケル・マン監督による米国ドラマ『トウキョウ・バイス』の日本ロケだったのだ

マル暴刑事役の渡辺謙　ハリウッドドラマ“日本ロケ”で見せた凄味

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