テレビから「消えた」香取慎吾 稲垣吾郎 草彅剛 SMAP解散後
ジャニーズ事務所・大激震。ファンは 見捨てていなかった
二連のビジューネックレスを身に付け、露払いをするかのように香取慎吾の前を歩く女性。彼女は香取、稲垣吾郎、草彅剛の”育ての親”で、彼らの新事務所『CULEN』代表・飯島三智氏(60)だ。
上写真は4月6日、映画『クソ野郎と美しき世界』舞台挨拶の打ち上げで本誌が捉えたワンシーンである。
飯島氏は、『SMAP』解散の原因となった存在。彼女がジャニーズ事務所を飛び出したことがキッカケで、飯島氏を慕う香取らは後を追うように事務所を退所した。解散騒動の最中、彼女は3人と会うことを避けてきたので、一緒にいる場面が撮影されることは非常に珍しい。
彼らがジャニーズを退所してから7ヵ月。現在に至るまで、3人は厳しい状況に追い詰められてきた。『SMAP』解散後、キー局は次々に彼らの出演する番組を打ち切りに。3月末にも香取と草彅がそれぞれメインを張っていた『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)と『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)が終了し、テレビから完全に「干された」状態になっていた。
だが、ここへきて、彼らの存在感が日に日に高まっている。
「苦戦が予想されていた『クソ野郎〜』の客入りが順調なんです。公開前、彼らは15万人動員を目標に掲げていた。ところが、封切りからわずか1週間ほどで、動員はすでに10万人以上。このままいけば30万人突破も狙えます。『クソ野郎〜』は予算1億円ほどで制作されているので十分黒字が望める。結果的には、今回の映画で『SMAP』が解散してからも彼らの人気が衰えていないことが証明されました」(映画配給会社スタッフ)
それに加え、彼ら3人は『SMAP』解散以降、ジャニーズ時代には考えられなかったSNSを使っての情報発信を積極的に行っている。この”戦略”がテキメンに効果を発揮し始めているのだ。
一方、”SMAP騒動”で世間から批判を浴び、大きく傷ついたジャニーズ事務所だが、所属するアイドルグループの人気は不動。テレビのゴールデンタイムはジャニーズが支配し、登場するのはジャニーズタレントばかり。一番人気の『嵐』はコンサートツアーとなれば80万人以上を動員する”怪物グループ”だ。
「そんなジャニーズも、今年1月にはネットでのタレントの写真使用を解禁し、先月『ジャニーズJr.』の公式チャンネルをYouTubeに開設した。彼らも生き残りに必死なんです」(芸能プロ幹部)
「SMAP解散騒動」を何とか乗り切ったように見えたジャニーズ事務所。だが、渋谷すばるの”関ジャニ脱退騒動”が起きて、再び大きな波乱に呑み込まれる気配が漂ってきた。
撮影:高塚一郎(1枚目、太田 光)、原一平(草彅、稲垣)、西原秀(浅野)
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