コロナ感染で予断を許さない志村けんの病状と「ナゾの感染ルート」

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
美女と楽しそうに歩いていた志村けん。1日も早く、この笑顔を見せてほしい…(‘18年)

「#志村けん頑張れ」

こんなハッシュタグ付きのメッセージがネット上で拡散されているのだから、病状を心配している人は多い。大御所お笑いタレントの志村けんが、新型コロナウイルスに感染していることがわかった。

所属事務所によると、3月17日に発症。呼吸障害や全身の倦怠感を訴え、東京・港区の病院に搬送され、23日に陽性反応が出た。翌24日には人工心肺装置が必要と判断され、新宿区の病院に転院。現在もICU(集中治療室)で闘病を続けている。

「所属事務所は大ごとにしたくないので、具体的な症状は一切公表していませんが、伝えられているより容態は深刻。重度の肺炎を発症し、陽性反応が出た23日は一時重篤な状態に陥ったそうです。新宿区の病院に転院したのも、人工呼吸器の出力をマックスにすると、肺に大きな負担がかかり、志村さんの体力が“持たない”と判断されたため。転院先では人工心肺装置『ECMO(エクモ)』を装着しているそうです」(ワイドショー関係者)

ECMOは機能が低下した肺を人工肺で補う装置。首や足の付け根から太い管を入れ、血液を体の外へ吸引し、人工肺で血液に酸素を取り込ませ、体内へ戻す。重症肺炎により肺での酸素の取り込みができなくなった患者に用いられ、自分の肺の機能が回復するまで、人工肺が肺の機能の代わりを担う。

日本集中治療医学会や日本救急医学会の調査によると、3月11日時点で少なくとも23人がECMO治療を行い、うち12人が治療を終えて回復。亡くなった患者はいない。

「ECMOは医師なら誰でも使えるわけではなく、専門医がチームを組み、24時間体制で治療を行う。ECMOはあくまで自己肺がウイルスとの闘いに打ち勝つまでの“時間稼ぎ”に過ぎない。重要なのは志村さんの免疫力や回復力です」(医療関係者)

志村は長年タバコを吸い、お酒も浴びるように飲んできた。ここ数年は健康に気を付けるようになっていたというが、それでも体に蓄積したダメージは残っている。先月には下血症状がみられ、胃のポリープの切除手術を行ったことも明かしていた。

「術後、免疫力が弱っていたところにコロナが侵入すればひとたまりもない。志村さんのレントゲン写真には肺に広範囲にわたって白い影が確認された。医師も絶句したと聞いている」(スポーツ紙記者)

すでに志村と直近2週間で“濃厚接触”した人物は特定されているが、アナウンスされないのは感染ルートだ。仮に感染場所を断定的に報じた場合、当該箇所に甚大な経済的被害が出るため、マスコミは知っていても、それを報じない傾向にある。芸能プロ幹部の話。

「志村さんの性格を考えてもらえればわかりますよ。新型コロナの影響で飲食店は閑古鳥が鳴いている。志村さんの元にも多くの人から“ヘルプメール”が来ていたそうです。そういう人のためにお金を使うのが志村さん。ここ最近はコロナで経営が苦しい馴染みの店をはしごで回って、ハイペースでお金を落としていたそうです」

専門家で組織する厚生労働省のクラスター(感染集団)対策班は、夜間を中心に営業する飲食店などで感染が広がっている可能性が高いとの見方を強めている。複数の感染者が銀座や六本木の高級クラブなどを利用していたことが調査で判明。クラスター対策班は、こうした場でクラスターが形成された可能性があるとみて分析を進めているという。

一部で「峠は越えた」という報道もあるが、まだまだ予断を許さない状況が続いている。“夜の街”からも「志村けん頑張れ」の声が響き渡っている――。

  • PHOTO坂口靖子

Photo Gallary1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事