宮迫と中田敦彦がYouTubeで語った吉本社長「恫喝」の裏側 | FRIDAYデジタル

宮迫と中田敦彦がYouTubeで語った吉本社長「恫喝」の裏側

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オリエンタルラジオの中田敦彦とYouTubeで共演した宮迫博之(‘19年)
オリエンタルラジオの中田敦彦とYouTubeで共演した宮迫博之(‘19年)

「なぜか(芸人とのYouTubeコラボが)なくなる。恐らく猛烈な忖度」

3月24日「雨上がり決死隊」の宮迫博之が自身のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』で、「オリエンタルラジオ」の中田敦彦と対談を果たした。宮迫はYouTubeを始めてから、芸人と本格的にコラボするのは初めてだという。

この動画の前に三又又三に借金を返せと迫りブチ切れるというドッキリ動画もあるが、それは宮迫的にはカウントに入れていないようだ。

今回は中田から宮迫にオファーして実現したというこのコラボ。今までも複数の芸人から宮迫にコラボのオファーがあったというが、ことごとく雲散霧消となったようだ。宮迫がその裏事情を動画で説明していた。

「何人かやろうかって他の事務所の芸人が言ってきて、マネージャーレベルでは“大丈夫です”って言ってたけど、“一応上に上げますね“っていうたらなぜかなくなる。恐らく猛烈な忖度」と暴露して笑いが起きた。さらに《誰とは言いませんよ。誰とは言いませんけど“何とかバーグ!”っていう人です》とスピードワゴンの井戸田潤のハンバーグ師匠のネタを思わせる発言もあった。

他事務所の芸人でも足踏みする共演を、宮迫を契約解除にした吉本興業は、なぜ同事務所に所属している中田と共演させたのか。

「中田は吉本の社長を含め幹部からとにかく評判がよくない。過去にダウンタウンの松本人志さんを“大御所芸人”と皮肉し、批判ともとれるような文章をブログに投稿した。それから朝の情報番組などのレギュラー番組を降板させることになりました。

吉本の絶対的存在である松本さんに歯向かったとして、社長と幹部は中田さんを呼び出し詰め寄った。

しかし中田さんはあえて自身が出演したラジオの中で“(吉本興業の)幹部と社長に、今僕は『謝れ』と言われている。僕の意志としては謝らない。僕も覚悟を持ってやってますので”と暴露して宣戦布告した。それからは吉本に居場所はなくなりました。だから自分でYouTubeをやる以外タレントとしての道はないんですよ。今回の宮迫さんとのコラボも吉本に了承してもらったのかどうか……」(芸能プロ関係者)

中田は自身のYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』と『中田敦彦の2nd YouTube』、さらにオリエンタルラジオのオフィシャルチャンネルの3つを持っている。宮迫のチャンネルの登録者数は67万人だが、中田の“大学”のチャンネルは登録者数が200万人を超えており、大成功と言えるだろう。

さらに3月22日に公開されたオリラジのオフィシャルチャンネルでは、相方の藤森慎吾とトークする動画で“テレビではやりたことがもうない”と決別宣言ともとれるようなコメントもしている。

「吉本の中には、中田さんのYouTubeがいくら成功しようと冷めた目で見ている人もいます。“彼は番組スタッフへ感謝の心もリスペクトもない。協調性もない。お笑いではなく知的さを武器にするようになった芸人”と。それだけ言われているなら吉本にいる意味があるのかなと思いましたが、相方もいますし、妻と小さい子供も二人いますのでそう単純な話でもないのでしょうね」(女性誌記者)

さらに動画では吉本と不協和音を奏でるこの2人ならではの興味深い裏話があった。

去年の7月、宮迫が田村亮と謝罪会見した際に暴露した、吉本の岡本社長から言われた「お前らテープ回してないやろうな?」というセリフは多くのバラエティ番組でネタにされるほど多用された。

すると宮迫は中田に対し意外なことを聞いた。

「あのセリフを社長に言われたのって、あっちゃんのせいやんな?」

一見意味が分からないが、どうやら中田は過去に吉本に呼び出された際に、こっそり証拠となるテープを録音していた……というウワサがあるようだ。それがバレていたのか、岡本社長は宮迫の闇営業問題のときに警戒して録音していないか聞いた可能性があるという。

宮迫は「あの岡本社長のヒットギャグを生み出したきっかけはあっちゃんでしょ?」と聞くと中田は明言を避けたが、「あの会見はめちゃくちゃ面白く感じたんですが、それは他人事とは思えなかったから」と暗に認め笑いが起きた。

“相方が吉本とうまくやっている”という面では宮迫と中田の境遇は似ている。2人の共通点は“ファミリー”の親である吉本にケンカを売ってしまったことだ。

そしてもう一つの共通点は、吉本やテレビと決別しても大成功しているということだろう。

  • PHOTO等々力純生

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