麻生太郎&岸田文雄 六本木の「夜の国会」で盛り上がる

大追跡・サガワ証人喚問

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23日の夜9時半すぎ、鉄板焼き店から出てきた岸田氏。アルコールが入っているからか、足取りも軽い

財務省による文書改ざん事件を受け、官邸前に数千人のデモ隊が詰めかけていた3月23日の夜。東京・六本木の飯倉片町交差点からほど近い鉄板焼き店『田谷』の前には黒塗りの高級車が列をなすように何台も停まっていた。夜9時半すぎ、この店から出てきたのは、〝ポスト安倍の最右翼〟と言われる自民党政調会長の岸田文雄氏(60)。國場幸之助氏(45)など岸田派の若手議員や地方議員の姿もあった。さぞや宴席が盛り上がったのだろう、岸田氏は普段国会では見せない満面の笑みで店の関係者と握手を交わしていた。

「岸田派の集まりと言っても、林芳正文科相(57)など幹部の姿はない。出席者が(当選)3回生の國場氏などの若手議員であれば、自派閥での内輪の飲み会といったところでしょう」(自民党関係者)

岸田氏が店を去ってから約40分後、今度は隣のビルからボルサリーノ帽に黒いチェスターコート姿の男性が姿を現した。財務相として崖っぷち状態の、麻生太郎氏(77)だ。この店は昔から麻生氏が足繁く通う高級バー『ボバリー』。以前は週に何度も来店するほどだったが、改ざん事件発覚直後はこの店を訪れるのを自粛していたという。店通いを再開した理由を、前出・関係者が話す。

「最近、麻生さんは酒量が増えているようなんです。文書改ざん問題で追及を受け『なぜオレがこんな目に遭わないといけないんだ』と漏らすなど、ストレスが溜まっている。西麻布のバーなどに行っていたようですが、やはり苦しい時ほど気の置けない店に行きたくなったのではないでしょうか」

党三役と閣僚が相次いで姿を現す様は、さながら〝夜の国会〟のよう。政治アナリストの伊藤惇夫氏が話す。


「麻生氏と岸田氏は不仲説もありますが、利害が合致すれば手を組むでしょう。麻生氏は要は自分の力で総理総裁が決まる、いわばキングメーカーになりたいわけです。総裁選に向けての流れをまだ見極めている最中でしょうが、今回の証人喚問を受けてズルズルと支持率が下がれば、麻生氏が岸田氏を推す可能性はある」

同日、同時刻、佐川宣寿・前国税庁長官(60)は証人喚問を数日後に控え、眠れぬ夜を過ごしていたかもしれない。かくして、官僚たちに忖度だけさせて、都合が悪くなれば政治家は知らんぷり。そんな無責任政治が長く続くはずはないのだが――。

岸田氏が出てきた約40分後、隣のビルから姿を現した麻生氏。屈強なSPに傘を差し出され、車に乗り込んだ

 

撮影西圭介

 

Photo Gallary2

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