缶チューハイ2本飲んで「ダンプでひき逃げ」男の卑劣

コロナ・ショックによる経済の停滞で自暴自棄になって犯行に及んだ可能性も

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3月22日、築地署から送検される青木敬太容疑者。「酒も飲んだし、バイクもはねた」と供述しているという

「今まで聞いたことがないぐらい大きな衝撃音が家の中まで届いたと思ったら、ガラガラガラーッという巨大な金属音が10秒以上にわたって鳴り響いたんです。その後、救急車が来たり、警察が2車線を塞いで交通整理をしたりしていました」(近隣住民)

3月20日の午後11時40分ごろ、東京都中央区築地の晴海通りで、青木敬太容疑者(53)が運転する10トンのダンプカーが、原付バイクに乗ったズッシ・ディペース陸さん(22)を後方からはね、500m引きずったところを現行犯逮捕。逮捕時、青木容疑者の呼気からは基準値の数倍にも及ぶアルコールが検出され、助手席から缶チューハイ2本が発見された。

「運転中に飲んでいたとすれば言語道断ですが、この運転手は自暴自棄になっていた可能性があります。事件とは直接関係ありませんが、コロナ・ショックによる経済の停滞で、ドライバーの仕事が減っています。先行きが不安になって、ヤケ酒をする人が出てこなければいいのですが……」(元警視庁刑事の吉川祐二氏)

これ以上悲惨な事故が起こらないことを願うばかりだ。

事故現場の築地4丁目交差点には、亡くなったズッシ・ディペース陸さんを悼む花束が供えられていた

『FRIDAY』2020年4月10日号より

  • 撮影蓮尾真司

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