ドクター中松が開発した「超新型マスク」に注文殺到
鼻、口だけでなく目も防御。税込み2500円も生産が追いつかず
「苦節17年、ついに〝理想のマスク〟を完成させました。ウイルスからの防御力、使い勝手の良さ、コスパ。どれをとっても、従来のマスクを凌駕しています」
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスに対抗すべく、ついにこの人が立ち上がった。日本有数の発明家として知られる「ドクター・中松」こと中松義郎氏(91)だ。彼が今回作ったのは、サンバイザーの庇(ひさし)で顔を覆ったような不思議な〝マスク〟。『スーパーM.E.N』と名付けられたその発明品の特長について、中松氏が語る。
「今までのマスクの決定的な弱点は目を守れていなかったことです。スーパーM.E.Nなら目、鼻、口を完全防護。特殊透明板なので、布製マスクと違ってウイルスを一切通しません。また、スーパーM.E.Nは洗って何度も使用可能。今までのマスクのように使い捨てで着用するよりも圧倒的にコスパがいいんです。
発明以来、注文が殺到しており、高須克弥院長も突然オフィスに来て、大量購入していきました。その後、SNSやバラエティ番組で紹介してくれたんです」
コロナパンデミックを食い止めるべく、ドクターはいま、斬新すぎるこのマスクを鋭意増産中だ。
『FRIDAY』2020年4月10日号より
- 撮影:結束武郎