世界の大カネ持ちトップ10の大豪邸&総資産

世界1位になったアマゾンのジェフ・ベゾスの家はやっぱりすごかった。経済誌「フォーブス」が毎年公開する長者番付。 そこには世界経済を動かすといわれる人物が名を連ねている。

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大企業の創業者、ITのプラットフォーマーにハイブランドのオーナー、さらにアメリカを影で操る人物も……。

彼らの驚きの資産を見てみよう。

第1位 ジェフ・ベゾス アマゾン会長兼CEO

1120億ドル

ビバリーヒルズにあるジェフ・ベゾス氏の邸宅。’56年頃に建築された建物を14億ドルで購入した。敷地面積は約2000平方メートル。’17年10月にはワシントンにある織物博物館だった建物を自宅用に購入したと伝えられた

米フォーブス誌が発表した’18年の世界長者番付のトップは、アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス会長兼CEO(54)。マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツ氏(62)を抜き、初の首位に躍り出た。ベゾス氏の保有資産額は1120億ドル(約11兆9000億円)。一方、2位のゲイツ氏は900億ドル(約9兆6000億円)だった。3位の著名投資家のウォーレン・バフェット氏(87)も2位から後退。4位には仏高級ブランド「LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・グループ」のベルナール・アルノー会長兼CEO(69)が11位から躍進した。

5位はフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ会長兼CEO(33)、6位は「ZARA」で知られるスペイン衣料品小売大手インディテックス創業者アマンシオ・オルテガ氏(81)。’11年から4年間トップに君臨したメキシコの実業家カルロス・スリム・ヘル氏(78)が7位、ビジネスソフト「オラクル」のラリー・エリソン氏(73)が10位だった。

今回の注目は何といってもアマゾンのジェフ・ベゾス氏だ。どういう人物なのか。経済誌『フォーブスジャパン』編集次長の藤吉雅春氏が解説する。

「一言で言えば、ものすごく数字に厳しい人です。プリンストン大学で物理学を学んだ後、コンピューターサイエンスに転向。その後、金融アナリストになりました。さらにその後、アマゾンを創業しますが、そこで彼が打ち出したのが徹底した顧客主義。アマゾンといえば”会議室の空席”が有名です。アマゾンの会議室の円卓には空席が必ず一つあります。つねに空席に顧客が座って会議に参加していると思えという意味です。最近は実際に客を演じる社員が座っていて、その社員が会議中に表情を曇らせたりすると、出席者全員がビビってしまうと言われています」

世界の長者番付は今後どのようになっていくのだろうか。

「いまのところ、グーグルやフェイスブック、アマゾンなど、インターネットのプラットフォーマーと呼ばれる会社を興した人たちに『富と権力』が集中しています。これらのIT企業の株価もまだまだ上がるでしょう。

 ただ、アメリカでは、インターネットに代わる次の時代がくるだろうと言われています。

 ブロックチェーン(分散型ネットワーク)と言われるインターネットの新技術が開発され、それを利用した新しいビジネスがいまどんどん考えだされています。グーグルやアマゾンはインターネットがなかった時代の『既存の社会』を破壊して巨万の富を得ることができました。しかし、彼らも次の破壊者にとって代わられる時代がやってくるかもしれません。こうして世界の勢力図が書き換えられていくのでしょう」(前出・藤吉氏)

仮想通貨の世界では、次々と新たなビリオネアが誕生している。来年の長者ランキングのメンバーは、がらりと入れ替わっているかもしれないのだ。

第2位 ビル・ゲイツ マイクロソフト 共同創業者・元会長

900億ドル

ビル・ゲイツの自宅は「ザナドゥ2.0」と呼ばれている。「ザナドゥ」とは理想郷の意味。「2.0」は、かつてインターネットの新時代を象徴していた「ウェブ2.0」に因んでいる。この愛称はゲイツ氏自身が名付けたという

第3位 ウォーレン・バフェット 投資家

840億ドル

「1分で3億円を稼ぐ」と言われているウォーレン・バフェット氏だが、アメリカ中西部にある自宅は他のビリオネアに比べてたいへん質素。’58年に320万円で購入した庶民的な住居に今でも変わらず住んでいるのだ

第4位 ベルナール・アルノー LVMH・クリスチャン・ディオール会長兼CEO

720億ドル

ルイ・ヴィトンを筆頭にラグジュアリーブランドを擁するLVMHグループ。その総帥、ベルナール・アルノー氏は建築にも造詣が深く、自身が所有するワイン農園の建物にもデザインセンスが遺憾なく発揮されている

第5位 マーク・ザッカーバーグ  フェイスブック会長兼CEO

710億ドル

カリフォルニア州の超高級住宅街の中においてはさほど目立たない規模の家に住んでいるマーク・ザッカーバーグ氏。Tシャツにジーンズ姿がトレードマークの彼は「倹約」をポリシーにしており、この家も賃貸契約だ

第6位 アマンシオ・オルテガ ZARA創業者

700億ドル

ZARAの創業者、アマンシオ・オルテガ氏の生活はファストファッションのパイオニアだけあって「質素」といわれる。しかし、所有する不動産はNYの一等地にあるこのビルのように桁違い。店舗として利用するためらしい

第7位 カルロス・スリム・ヘル 実業家

671億ドル

メキシコの実業家の三男として生まれたカルロス・スリム・ヘル氏は投資銀行を経て’82年のメキシコ債務危機で底値になった企業の株を買い、見事に一発逆転に成功した。こちらは1901年に建てられた物件で8000万ドル

アメリカを陰で操るコーク兄弟とは何者か!?

今回の長者番付で同着8位に入ったのがチャールズ氏(82)とデビッド氏(77)のコーク兄弟。資産額は約600億ドルとほぼ同額で、総合資源会社『コーク・インダストリーズ』(非上場)を経営している。日本ではあまり知られておらず、アメリカ国内でも’13年の長者番付で初めてトップ10入りするまでは、ほとんどの人が彼らの存在を知らなかった。共和党政権を支持し続け、トランプ政権を誕生させたのはこの二人という見方もあるほどで、今や「アメリカの真の支配者」とも呼ばれる。

「彼らはリバータリアニズム(市場絶対主義)を信奉しています。これは反リベラル、反政府、反規制を軸に、経済的な自由と個人的自由を主張するもの。自分たちの主義主張を実現するために、金持ちのネットワークで資金を集め、共和党の候補を支援してきました。そうやって政権の中枢に息のかかった人間を送り込んで、政治利用するのです」(『アメリカの真の支配者 コーク一族』翻訳者・古村治彦氏)

彼らの究極の目的はビジネスに関わる規制をなくすこと。市場に政治を介入させないようにするために政治を利用しているのだ。それだけに民主党支持者は激しく反発する。

「彼らはありとあらゆる組織に資金を出しており”コーク帝国”とかオクトパス(タコ)にかけて”コクトパス”と呼ばれている。リベラル派の人たちは”悪魔””悪の象徴”と言っています。本人達は基本的に真面目で、合理的な人間です」(前出・古村氏)

高齢ながら、この兄弟がアメリカの将来を左右しかねないのだ。

第8位 チャールズ・コーク

600億ドル

コーク家の次男チャールズ氏。MITを卒業後父の会社を受け継ぎ、大企業へと成長させた

第8位 デビッド・コーク

600億ドル

四男デビッド氏も兄と同じくMITを卒業。寡黙なチャールズと違い、社交的な性格

非上場企業ながら売り上げ11兆5000億円、従業員数10万人というコーク社

第10位 ラリー・エリソン オラクル会長

585億ドル

ラリー・エリソン氏は豪邸購入が趣味と言われ、カリフォルニア州マリブに十数軒所有するほか、サンフランシスコにも不動産を持っている上にハワイの島も購入。こちらはマリブの海沿いに購入した9軒目の豪邸だ

※資産額は’18年2月9日の株価と為替レートに基づく

写真:Backgrid/Shutterstock/APB/ロイター/AP/ABACA PRES/Splash/Abaca/Newscom/ZUMA Press/アフロ

 

Photo Gallary19

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