米・史上最年少ビリオネアが実行した「ケタ違いのコロナ対策」

除菌ジェルを生産! カイリー・ジェンナーは真のリアリティースター

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カーダシアン&ジェンナー家の末娘カイリー・ジェンナー(左)と、“やり手婆”の異名を持つクリス・ジェンナー(右)。写真:Shutterstock/アフロ

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、アメリカでは大物スターたちによる寄付が相次いでいる中、一歩踏み込んだ行動に出たセレブがいる。

ネット販売のみのコスメブランドが大当たりし、昨年、21歳にして史上最年少のビリオネアに名を連ねたカイリー・ジェンナーと、その母でビジネスの天才と呼ばれるクリス・ジェンナーだ。

ふたりは、一家のドタバタに密着したリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』やそのスピンオフ番組に出演し、一財を築いた。アメリカでは誰もが知る有名タレントである。

ジェンナー母娘が現在取り組んでいるのは、医療現場で不足しているというハンドサニタイザー(除菌ジェル)の生産。カイリーが手掛けるメイクブランド「カイリー・コスメティクス」の大株主「コティ」社と提携して、製造をスタートしたという。

「コティ」は、「リンメル」や「カバーガール」などのコスメブランドのほか、「グッチ」や「クロエ」などのビューティラインをも手掛ける会社。

昨年11月にカイリーは自身が設立した「カイリー・コスメティクス」の株式51%を「コティ」に売却していた。経営権は「コティ」社に譲ったものの、製品の開発や宣伝については今もカイリー自身の手を離れていない。

カイリーとクリスが生産を指示したハンドサニタイザーは、一般販売はせず、新型コロナの検査や治療にあたる医療従事者にすべて寄付される。そのため、パッケージには最前線でウイルスと戦う医療従事者への感謝の言葉が綴られるそうだ。

ちなみに、カイリーとその異父姉であるキム・カーダシアンのコスメブランドは、現在生産を停止しており、コティとの連携によるハンドサニタイザーの製造に全力を注いでいる。

カイリーは先日、新型コロナの治療を行う地元の病院に100万ドル(約1億1000万円)を寄付したばかり。こうした資金援助はとても意義があることだが、お金を出しても医療用消耗品が即座に手に入るわけではない。

カイリーのように生産ラインとの折衝ができ、不足する必需物資の生産にまで着手してしまえるセレブなんて滅多にいない。とかく世間に嫌われがちなリアリティスターではあるが、今回の取り組みは高く評価されるべきである。というか、これこそ正真正銘のリアリティースターだ。

医療現場の不足が解消したあとで、カイリーがハンドサニタイザーの販売を始めたとしても、「やっぱりね」などとは決して呟かないように!

  • 原西香

    (はら あきか)海外セレブ情報誌を10年ほど編集・執筆。休刊後、フリーランスライターとして、セレブまわりなどを執筆中

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