二階幹事長が80人の満員集会で「コロナ傲慢・仰天発言」連発!

3月25日に都内のホテルで行われた二階氏と政治ジャーナリストの懇親会で語られた放漫放言の数々

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いつも通りマスクなしで登場の二階俊博幹事長。満員の会場を前にして、「コロナに立ち向かわなければいけない」と語った

どこまで無神経なのか。それとも、自分だけは新型コロナウイルスと無関係だとでも思っているのだろうか……。

オリンピック延期も決まり、国内でもロックダウン(都市封鎖)の可能性が高まってきた3月25日の昼11時頃、自民党・二階俊博幹事長(81)を乗せた高級車が都内のホテルの車寄せに停まった。

この日、ホテルで行われていたのは、二階氏と昵懇(じっこん)の政治ジャーナリストが主催する政治勉強会。あろうことか二階氏は、コロナ禍が拡がるこの時期に、ジャーナリストから講師を依頼されて勉強会に参加していたのである。

「会場となったホテルの会議室は、約80人の出席者で満員でした。50~70代の方が多かった印象ですね。有名企業の経営者やリタイアした元官僚の姿もありました。感染対策? 入り口には消毒用のアルコールがありましたよ」(出席者)

3月25日といえば、夜8時に小池百合子都知事が緊急会見を開き、「外出自粛要請」を発表した日だ。与党の幹事長に感染者数の情報があがっていなかったとは考えにくいが、二階氏はのうのうと勉強会に参加。講演では耳を疑う傲慢発言をぶちあげた。ちなみに、二階氏の講演テーマは〈近頃思うこと〉。国家の一大事にわざわざ話す内容とは到底思えない。

「不要不急の外出はいけないとか、集まって何かするのもどうかと言われていますが、私はまあ、あんまり神経質になってもしょうがないと思います。好き嫌いを言わずにご飯を食べて、睡眠さえしておけば少々のことには勝ち抜くように人間の身体はできているんです」

冒頭、いきなりそう語った二階氏。コロナによって深刻なダメージを受けている観光産業に話が移ると、

「度を過ぎて外出を恐れるということではなしに、みんなが少しずつ協力し合う。みんな引っ込んでしまうのではなくて、良い方向に進むように勇気を出そう」

と、外出を促す仰天発言まであった。講演のあとの質問タイムでも傲慢ぶりは続く。「政府の感染防止策をどう評価しているか」と問われると、

「政府としては、精一杯やっていると思います。一斉休校といっても春休みがちょっと長かったか短かったというぐらいのことでね。あとで取り戻そうと思ったら、夏休みを少なくすればいいんです」

「中国からの入国規制をもっと早くやるべきだったのでは」という声には、

「そんなこと、後からだったら誰でも言えるんだよね!」

と、ピシャリ。さらに、オリンピックに話題が及ぶと、

「オリンピックが日本の政治を左右するもんではありません」

「オリンピックは運動会です」

と、発言した。「安倍(晋三)さんを続投させることが大事」などと、批判続きの首相のフォローも忘れなかった。

本誌は勉強会を終えた二階氏に、この時期に講演を行った理由を直撃した。すると、

「約束だから」

と、一言。友人のジャーナリストとの約束だったから講師を務めたという意味だろう。世のサラリーマンが、仕事上の〝約束〟でも、感染拡大防止のために仕方なく打ち合わせや会合をキャンセルしていることを、わかっているのだろうか。

勉強会の会場で、出席者の間を歩く二階幹事長。名刺交換をするなど、「濃厚接触」も全く気にしていなかった
本誌未掲載カット 自民党・二階俊博幹事長 政治ジャーナリストの懇親会で語られた放漫放言の数々 コロナでも80人の勉強会
本誌未掲載カット 自民党・二階俊博幹事長 政治ジャーナリストの懇親会で語られた放漫放言の数々 コロナでも80人の勉強会

『FRIDAY』2020年4月17日号より

  • 撮影田中俊勝

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