歌手、女優…志村けん「誕生パーティ」を彩った超豪華芸能人
毎年2月開催の志村さんの誕生パーティは超華やか。かつて参加していた有名人とは?
毎年2月下旬に開かれていた志村けんの誕生日パーティは、芸能界では欠かすことのできない一大イベントだった。本誌は’06年、’07年にその様子を捉えている。当時の様子を振り返ってみよう。
とにかく目立つその御一行が六本木(港区)のカラオケ店に姿を現したのは、’06年2月下旬の夜10時過ぎのこと。
翌日に誕生日を迎える主賓・志村を先頭に、『ダチョウ倶楽部』の上島竜兵と肥後克広、中山秀征、島崎和歌子、華原朋美、川合俊一、『ますだおかだ』の岡田圭右、ガダルカナル・タカらが夜の繁華街をゾロゾロ歩き、店に現れたのだった。
「とにかく目立つので周囲の人たちは皆、驚いていました。近所のイタリアンレストランで一次会をやって、二次会でこの店に来たみたいです」(居合わせた客)
一行が店に入った後も二次会からの参加者が続々と駆け付ける。はなわや『おぎやはぎ』の二人など、日付が変わってもゲストの数は増える一方だった。
飯島愛に青田典子、青木さやかに加え、『ココリコ』の遠藤章造、『雨上がり決死隊』の宮迫博之、『キャイ〜ン』のウド鈴木。長州小力や原口あきまさの姿もあった。
翌年の2月下旬の夜も、同じ店で志村の誕生日パーティが開催。
「参加者は幹事の中山秀征をはじめ、安めぐみ、矢口真里、『アンタッチャブル』の柴田英嗣、東MAX、松居直美、柴田理恵、『ザ・たっち』、『タカアンドトシ』、飯島愛、モト冬樹ら豪華すぎる顔ぶれ。志村さんは焼酎をガブ飲みし、河島英五の『酒と泪と男と女』を熱唱。終始ご機嫌な様子でした」(参加客)
なぜ、志村の誕生日パーティにはこれだけ多くの人々が集結するのか。
「彼は物静かなタイプですが、若手の面倒見が非常に良く、それはどれだけ偉くなっても変わらない。だからこそ、彼を慕う人間は業界を問わず多いのです。
今回の新型コロナ騒動でも、客が来なくて困っている店があったら、『じゃあ俺が行ってやろう』と普段以上に飲み歩いていたと言われています」(芸能プロ幹部)
けっして偉ぶらない兄貴肌の性格こそ、志村が皆から愛された理由だったのだ。






『FRIDAY』2020年4月17日号より
撮影:桑田真、結束武郎、坂口靖子、島颯太、清水直樹、竹本テツ子、田中俊勝、西圭介、西原秀、原一平