成長後の姿に激似と話題 朝ドラ『エール』の子役たちが凄すぎる!

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窪田正孝と二階堂ふみの原始人姿やフラッシュモブなど、斬新な演出で3月30日にスタートした朝ドラ『エール』。しかし第2回以降は、朝ドラのお約束通り、主人公たちの幼少期の姿が描かれた。その子役たちが「成長後の役を演じる役者に似ている!」と、ネットで話題になっている。そんな子役たちの素顔に迫ってみよう。

斬新な演出の初回以来、いよいよ朝ドラ『エール』本編に今週から登場する窪田正孝 写真:アフロ

ピュアで透明感のある存在が尊い、石田星空

子ども時代の主人公・古山裕一を演じた石田星空(せら)は、2009年5月8日生まれの10歳。所属しているクラージュキッズの公式プロフィールによると、2015年9月公開の映画『ヒロイン失格』で幼稚園児役として出演しているので、5歳から芸能界で活躍していることになる。

主な出演作は、2016年の大河ドラマ『真田丸』の豊臣秀頼(中川大志)の幼少期役や、ドラマ『ハケン占い師アタル』の目黒円(間宮祥太朗)の幼少期役、映画『貞子』の秋川和真(清水尋也)の幼少期役と、イケメン俳優の名前がずらり。

『エール』では、書類審査を通過した200名の中から見事主役の子ども時代役を射止めており、将来性も抜群だ。

主演の窪田正孝とは、2019年6月放送のフジ月9『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』第2話、千葉健太郎役としてゲスト出演した際に共演しており、窪田もその演技力と透明感を褒めている。

番組の公式SNSで公開されている動画では、撮影初日の本番前で緊張する中、「一生懸命がんばりたいです」と瞳をキラキラさせてしっかりと意気込みを語っており、そのかわいらしさに魅了されるファンが激増した。

NHK朝ドラ『エール』公式HPより

モデルから女優に転身! 正統派ヒロインがぴったりの清水香帆

二階堂ふみ演じる関内音の幼少期を演じるのは、小学生人気ナンバー1ファッション雑誌「キラピチ」の専属モデルを務めている、清水香帆。2008年10月12日生まれの11歳で、2018年に第五回キラモオーディションでグランプリを獲得したことをきっかけに、モデルデビュー。演技の経験はなかったものの、二階堂ふみに面影が似ていることが決め手となり、『エール』で女優デビューとなった。

その魅力は、なんといっても元気で明るい笑顔。教会で合唱隊に混じって歌ったときも、最初はモジモジとしながらも、父に背中を押されて前に出たとたん堂々と、そしてなによりも楽しそうに歌う姿は、裕一(石田星空)じゃなくても一目惚れしそうなほど。

清水は、音の強さと繊細さを見事体現していて、特に最後の出番となった第2週「運命のかぐや姫」第10回では、突然の事故で亡くなった父を思いながら「朧月夜」を歌う姿を披露。朝ドラファンから、「感動した」「すごい」と絶賛の嵐が起きた。実生活でも歌を歌うのが大好きで、学校の卒業式では、在校生の歌でソロパートを任されたこともあるのだそう。

ピリッと刺激的な演技で魅せた、新津ちせ

オシャレ雑誌を取り合って姉妹ゲンカを繰り広げる吟(本間叶愛)と音(清水香帆)に対して、妙に達観した様子で合いの手を入れ、挙げ句「ふたりとも、もっとこういうの読んだら」と読んでいた芥川龍之介の『鼻』を示してみせた、関内家の末娘・梅。演じるのは、大ヒット映画『君の名は。』でおなじみのアニメ監督・新海誠を父に、女優・三坂知絵子を母に持つ、新津ちせだ。

新津は2010年5月23日生まれの9歳。生後まもなく映画に出演したのをはじめ、2歳で劇団ひまわりに所属、2014年に4歳にしてミュージカル『ミス・サイゴン』のタム役でデビュー。その後CMやテレビドラマなどに出演して注目を集めた。

もっとも話題になったのは、新海誠の娘であることを伏せてオーディションに合格し、クランクアップまで関係者にも事実を伏せて撮影に臨んだという2017年公開の映画『3月のライオン』。新津は、主演の神木隆之介が演じる桐山零が懇意にしている川本家の末っ子・モモを好演し高い評価を得て、その後『駅までの道をおしえて』で映画初主演を務めている。

現在9歳ながらその才能は多彩で、経歴も立派。『ディリリとパリの時間旅行』の主人公役の吹き替えを担当、「〈NHK〉2020年応援ソング プロジェクト」で『パプリカ』を歌う小学生5人の音楽ユニット「Foorin」のメンバーとして紅白にも出場しており、芦田愛菜ら子役ブーム世代の次を担う有望株として、期待されている。

少年らしい正義感と漢気あふれる演技が秀逸! 込江大牙

けんかが強いガキ大将ながらも、詩を愛する豊かな感受性と優しさを持ち合わせた、裕一の幼なじみ・村野鉄男。鉄男は、馬鹿にされても笑っている裕一に苛立ちを感じ、いじめる同級生を諫めることもしなかったが、大好きな音楽のために男の意地を見せた裕一を見直し、態度を軟化させた。

魚屋を営む父に勉強することを否定されるも、裕一や小学校の教師・東堂清晴(森山直太朗)に励まされ、辛い境遇の中でも学ぶ意欲を持ち続ける強さを見せる。

込江をもっとも印象づけたのは、高価な楽譜を破ろうとするいじめっ子を「やめろ」の一言で諫めた“漢気”あふれる演技だ。ぶっきらぼうで乱暴な少年かと思いきや、親の代わりに働く健気さや弟を思い遣る優しさ、詩に対する秘めた情熱など短い期間で次々と意外な素顔を披露。鉄男の奥深さを見事に表現し、「かっこいい」と賞賛する声が多く挙がった。込江の凛々しい顔立ちが、繊細な不良少年の雰囲気を持つ鉄男にぴったり合っていたこともあるだろう。

先に紹介した3人と同じく、込江の経歴もまたすごい。込江は2009年1月5日生まれの11歳。映画『聖の青春』の村山聖(松山ケンイチ)の幼少期役や、2020年1月に公開された『シグナル100』の和田隼(瀬戸利樹)の幼少期役など、映画出演作はすでに2桁に迫る勢い。

『インハンド』や『透明なゆりかご』、特撮番組『仮面ライダージオウ』など人気ドラマへの出演も多く、ビッグモーターやセキスイハウス、マクドナルド ハッピーセットなど数々のCMにも出演するなど、こちらも将来有望なイケメン俳優のタマゴとして期待が膨らむ。

神出鬼没のお坊ちゃまの怪演で注目! 山口太幹(たいき)

裕一、鉄男と共に“福島の三羽ガラス”の一員となる、佐藤久志(山崎育三郎)の幼少期を演じたのは、くるくるヘアと蝶ネクタイ姿で強烈な印象を残した山口太幹、2009年9月2日生まれの11歳。

九州を中心に芸能活動をしていたところ、6歳にして広瀬アリス主演の映画『巫女っちゃけん。』で、準主役の健太役を見事オーディションで射止め、全国区デビュー。TVドラマ出演は『エール』が初めてだというが、“大人びている”を通り越して、ちょっぴりオッサン感が混じった絶妙な演技で、久志のキャラクターを見事に印象づけた。

九州での活動は主にファッションモデルだったようで、所属する海汐プロダクションのプロフィール画像は堂々たるイケメンぶり。コミカルな役もイケメン役もいけそうな雰囲気は、ムロツヨシに通じるところもあり、今後どう役者として経験を積んでいくかがみどころだ。

『テセウスの船』や『凪のお暇』のあの子! と話題。白鳥玉季

白鳥玉季といえば、3月に最終回を迎えたTBS日曜劇場『テセウスの船』で、心(竹内涼真)の姉の幼少期を演じて、高い評価を得た人気の子役。2019年7−9月期放送のドラマ『凪のお暇』では、主役の凪(黒木華)と年齢を越えた友情を育む少女・うららを演じており、かわいらしくてしっかり者の役にぴったりと賞賛を受けている。

白鳥玉季が演じたとみは、川原で絵を描く裕一をいじめっ子がからかうシーンに登場。裕一とどちらが金持ちかを腕力で決めることになり、あっさりと勝利した少女だ。目立った出番はその1回限りだったが、裕一と対峙したときにはすでにオーラで勝る“大物感”が漂っていると、ネットを沸かせた。

実は、NHK朝ドラの出演は2回目。2016年放送の『とと姉ちゃん』で主人公・常子(高畑充希)の元恋人星野(坂口健太郎)の娘・青葉役を演じ、そのかわいさが評判を呼んだ。『永い言い訳』、『銀魂2 掟は破るためにこそある』、『酔うと化け物になる父がつらい』など映画にも多数出演し、2020年4月24日公開予定の劇場アニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』では、冬子役の声優も務めている。

また、2020年1月に公開された田中圭主演の映画『mellow』では、田中演じる夏目誠一の姪っ子役で大人顔負けの演技を披露し、田中からもかわいさと演技力を絶賛されている、注目の子役スター。あの遠藤憲一も、共演した映画『アウト&アウト』の完成披露試写会で同席した白鳥にメロメロな様子を見せており、共演者からも視聴者からも愛されるキャラクターが大きな魅力だ。

 

冒頭2週間と短い出演ながらも、それぞれに心に残る演技を見せただけでなく、成長した役者の姿を連想させる“最高のバトンタッチ”をしてくれた子役陣。その子役たちのがんばりを受けて、いよいよ今週から、窪田や二階堂らが登場。

コロナ禍で撮影休止が発表されるなど逆風もあるが、その笑顔で朝・昼と癒しの時間を与えてくれた子どもたちのためにも、最後まで『エール』を応援していきたい。

  • 取材・文中村美奈子

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