小惑星最接近…!原田龍二が人類へ警鐘を鳴らす「予言」を解説 | FRIDAYデジタル

小惑星最接近…!原田龍二が人類へ警鐘を鳴らす「予言」を解説

ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.017

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新型コロナウイルスの収束はまだ見えず、しかも近頃は国内で地震も頻発し、不安が拭えない毎日を送る中、驚きのニュースがアメリカから入ってきた。

NASAの地球近傍天体研究センターによると4月29日午後6時56分(日本時間)、地球に小惑星が最接近するというのだ。

隕石の落下は、時に地上に甚大な災害をもたらす。写真はロシア、ウラル地方で隕石らしき物体が落下して、 500人以上が負傷した 2013年2月15日の模様  写真:ロイター/アフロ
隕石の落下は、時に地上に甚大な災害をもたらす。写真はロシア、ウラル地方で隕石らしき物体が落下して、 500人以上が負傷した 2013年2月15日の模様  写真:ロイター/アフロ

この小惑星「52768 (1998 OR2)は直径4kmほどのサイズと報告されている。6600万年前にユカタン半島に衝突し、地球上の生物の75%を絶滅させた隕石が直径10〜15kmほどのサイズだったということを考えると、もし、この小惑星が地球に衝突したら想像を絶する被害をもたらすことが、ご理解いただけるだろう。

ミステリーチェイサーの原田龍二も、このニュースをいち早くキャッチしていたひとりだ。

幸い、この小惑星は最新の観測では地球から630万kmほど離れた軌道を通過する見通しで、衝突の可能性はないという。

とはいえ、原田は、こうした人類の未来に不安を感じさせるようなニュースが、最近になって頻繁に流れるようになったと感じている。その背景には、地球や自然がこのままでは危機的な状況に陥るのではないかと、人々が悲観的に感じる局面が多くなったからではないかと考えている。

さらに原田は、もしかしたら、最近の様々な不安なニュースは、ネイティブアメリカンたちやマヤ人、アボリジニーたちが警鐘を鳴らす地球の危機について、私たちに対して現代の科学と言葉で分かりやすく知らせているものなのかもしれない、とも話す。

「僕はアメリカの先住民族が古くから口述で伝えてきた、グレートスピリッツ(ネイティブアメリカンにとっての真理=神のような存在)が伝えた言葉を様々な文献で読んできました。

これらの言葉は予言と解釈されているのですが、その中でも有名なのは 第一、第二の炎の輪の中で戦いひょうたんの灰を発明して黒い雨を降らせるという言葉です。

これは第一次・二次世界大戦を経て核爆弾を発明し、それによって黒い雨を降らせたことを予言しているといわれています」

このグレートスピリッツの言葉は、ここ近年のできごとについても触れているという。

「ほかにも飛行機や鉄道の開発、それからインターネットの発展などもイメージされる言葉が出ています。

そしてメッセージの最後には月にはしごをかけるまでになった白人が空に大きな家を作る時に、グレートスピリットの怒りと警告に気がつかず第4の世界を滅ぼし 大きな墜落で落ちる住居のことを聞く、と書いてあるんです。

これは、“宇宙ステーション”と、現在、研究が進んでいる“宇宙エレベーターの構想”のことを意味し、これらを完成させた際に世界を滅ぼす何かが起きるということを暗示しているのではないでしょうか?

そして、その滅亡のきっかけは、もしかしたら隕石=大きな墜落と考えることができるかもしれません」

実は先住民たちは隕石の衝突だけでなく、新型コロナウイルスのような疫病の発生についても1990年代の時点で危惧していた可能性があるという。

「実は“産業汚染が水、空気、土を汚染して、治療法のまったくわからない病気が発生するというグレートスピリットの言葉を語っていた先住民もいるんです。

今、この状況で考えると、この病気とはコロナウイルスなのかもしれないですね……。

でも、もしかしたら、こうやってネガティブな思考に陥ってしまうことこそが、僕たちを蝕む病気なのかもしれません。不安ばかりに駆られてしまう思考が、人々を買いだめに走らせたり、鬱々とした気持ちに拍車をかけるんじゃないでしょうか?

先住民は自然に抗うことなく生きてきた地球人です。だからこそダイレクトに自然の声を受けることができて、それをグレートスピリットの言葉として僕たちに伝えてくれました。

自然を人間の欲のために活用してきた結果、僕たちはもう戻れないポイントにまで来てしまいました。だからこそ、彼らの言葉をしっかり受け止め、自然と共存する方法を考えていけば、少なくとも、予言通りの未来になることはないのではないでしょうか?」

今、誰も傷つけず、人々の祈る気持ちだけで疫病を抑えようとした「アマビエ」が流行している。これと同じように、私たちに必要なのは「予言から恐れを感じる」ことではなく、「予言から想像力を働かせ」て、起こり得る惨事を避けるために、一人ひとりが優しさを持って地球人として行動をすることなのかもしれない。

 

◆原田龍二(はらだりゅうじ)

1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍。一方で芸能界きってのミステリー好きとして認識されており、近著に世界中のUMA(未確認動物)を紹介する『ミステリーチェイサー原田龍二の謎のいきものUMA大図鑑』がある。現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCを務めるほか、「DAYS」(ニッポン放送)の毎週水曜日13時からのパーソナリティを務める。

◆構成・企画:SUPERMIX

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