娘だけでなく夫・木村拓哉まで 工藤静香が家族総出で売り出すワケ
元SMAPの木村拓哉が、妻である工藤静香とのツーショット写真をネット上で公開し、話題になっている。
木村は工藤の誕生日に、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で公開。20代のころに撮られたと思われる画像はセピア色に加工され、工藤のことを木村がバックハグして顔を寄せ合う仲睦まじい姿を披露している。
「木村の所属するジャニーズ事務所は“アイドル事務所”ですから、タレントが私生活を見せることを極力、避けてきました。当然、インタビューなどで家族の話を聞くのはNG。木村さんも仕事上で関係がないときに家族の質問をされると、本気で嫌がりましたね」(スポーツ紙記者)
事務所の先輩で女優・木村佳乃と結婚した東山紀之や、同じく女優の瀬戸朝香と所帯を持ったV6井ノ原快彦なども、公の場での“家族の話”は極力、避けてきた。
木村も‘00年に工藤と結婚して以来、家族の話題には触れてこなかった。だが、その潮目が変わったのが、‘18年に次女のKōkiがモデルデビューしたことだろう。
「今まで1度も表舞台に出たことのないKōkiが、いきなりファッション誌『ELLE japon』の表紙を飾ったのは衝撃でしたね。すべては、工藤が母として、娘たちの芸能界デビューをプロデュースしてきた。20年には長女であるCocomiも、妹と同じようにモデルとしてデビューしました。フルート奏者として音楽家として世に出るものと思われていただけに、多くの芸能界関係者を驚かせましたね」(女性誌記者)
Cocomiは音楽家としての才能が認められ、水面下でCDデビューを模索する大手レコード会社もあったほど。それらを抑え、妹と同様にモデルとしてファッション誌『『VOGUE JAPAN』の表紙デビューさせたのは、工藤の計算だと言われている。
「工藤はこれまで、一切家族のことを語らせなかったSMAPの元マネージャーへ不満を持っていた。ジャニー喜多川が亡くなり、“アイドルは私生活を見せない”というジャニーさんのアイドル像も形骸化しつつある。そんな中で、今までの鬱憤を晴らすかのように、家族推しを進めてきた。木村が工藤とのツーショット写真を公開したのも当然、妻の後押しがあったからでしょうね」(芸能プロ関係者)
今まで木村が見せてこなかった一面をさらし始めたことに、ファンからは賛否両論が渦巻いている。そんな中、“木村一家”は今後、どこへ向かっていくのだろうか……。
「工藤さんは娘を一流外国ブランドの“アンバサダー”に就任させているように、海外志向がつよい。彼女はハリウッドセレブのような、ファミリーでのプロモーションに憧れているのでしょう。木村拓哉という“一流ブランド”夫を手に入れ、やっとそれが生かせる状況になってきた。
数年後には、夫が有名ラッパーのカニエ・ウェストであるキム・カーダシアンのように、“家族総出”でセレブなリアリティ番組にでも出ているかもしれませね(笑)」(テレビ局関係者)
“アイドル路線”からの脱皮を計る木村にとっては案外、“セレブ一家路線”はアリなのかも。そんなことができる工藤は、夫にとって名プロデューサーなのかもしれない――。
PHOTO:等々力 純生