婚活1000回フリーアナが語る「コロナ禍オンライン婚活」の魅力 | FRIDAYデジタル

婚活1000回フリーアナが語る「コロナ禍オンライン婚活」の魅力

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コロナウイルス感染拡大が収束しない中、外出自粛により「コロナDV」「コロナ離婚」などという話題が世間を賑わせている一方、孤立を深める単身者のストレスも最大限に達している。これまでに合コンを含め、1000回以上の婚活を経て、未だ独身というフリーアナウンサーの花崎阿弓氏がコロナ禍で加速する「婚活」についてレポートする。


緊急事態宣言の影響で婚活パーティなどはもちろん言語道断! ということで流行り始めたのが「オンライン婚活」。

花崎氏が参加したオンライン婚活の様子。相手の雰囲気や着ているもので、ファッションセンスもチェックできる
花崎氏が参加したオンライン婚活の様子。相手の雰囲気や着ているもので、ファッションセンスもチェックできる

そもそも婚活パーティには、食事ありのものと、食事せずにただプロフィールを交換するだけのものの2パターンがあります。

後者の婚活パーティは、それぞれが自己紹介カードをもって男性が女性の待機しているブースを巡り、1対1で自己紹介し合うというもの。見た目や身長、職業などある程度は自己紹介シートに書いてあり、あとはおしゃべりなどでフィーリングを確かめ合うだけなので、イメージ的にはオンラインでも問題ありません。

ですが、やはり実際に会って確かめたいということで、コロナ以前はあまり人気がなく、私たちにも馴染みの薄いものでした。

しかし、こういう事態になり、婚活パーティに行けなくなった孤独な独身男女からお見合い相談所や婚活パーティの主催者に相談が殺到。その中で見直されているのが「オンライン婚活」です。ZOOMなど大人数で話せるツールを利用して、一人ひとりが自己紹介を行っていくものや、主催者がLINE通話を繋いではじめは3人で開始し、その後2人だけで会話していくというものも。

やり方は様々ですが、オンラインで顔を合わせながら話をする事ができますし、相手の雰囲気や着ているもので、ファッションセンスもチェックできます。また、食事しながら参加するものもあり、家にいながら夕ご飯どきにオンライン婚活というのが、これからは流行っていくかもしれません。

オンライン婚活の良さは「安さ」です。婚活パーティは場所を押さえるのにお金がかかります。また、スタッフの人件費などもあるので男性1万円、女性3000円前後の参加費が発生します。しかし、オンライン婚活ではスタッフの数も最小限で済みますし、場所代も必要ないので、男性3000円、女性1500円ほどとかなりリーズナブルに。

家にいながら婚活ができるのでラクな上、移動の手間も省けます。一人暮らしで孤独を感じている人などは楽しくてハマってしまい、場合によっては、一日に何件もオンライン婚活に参加、その中から連絡を取り続ける人を見つけるようです。

また、対面での婚活パーティは時間が2時間と決まっていたりしますが、オンライン婚活だと話が合わなければ良いところで話を終えることもできますので、その分時間を無駄にしないですみます。

デメリットとしては、やはり対面で出会っているわけではないので、体の大きさや本来の雰囲気を完全につかめないこと、直接LINEでのやりとりになる場合は、気に入ってもいない人に連絡先を知られてしまうことだとか。

ただ、Aeru.partyというアプリも開発されていて、自分の連絡先を知られず、オンライン対面の婚活ができます。これは、次世代型のサービスとして2019年に開発されていましたが、このコロナの影響でかなり利用者が増えているそうです。

意気投合して話が合えば連絡先を交換し、直接繋がることが可能なので、マッチングアプリの中でも進化したアプリと言えるのではないでしょうか。

また、Naco-doという会社は「スマホの結婚相談所」という、自宅で簡単に婚活できる結婚相談所サービスを行っており、非常に問い合わせが多いと聞きます。このサービスは、事前に利用者の身分証をチェックするので安心安全のオンライン婚活。普通の結婚相談所と同様、婚活の悩みを相談して解決できるのもポイントです。月額は4900円~と通常の婚活相談にしてはかなり安いのも魅力。

実際の対面はコロナの収束を待ってのこととなりますが、このお籠り期間に動き出しておくことに意味があるのではないでしょうか。熊本地震のあとにベビーブームが到来したという事実もあります。

この緊急事態が、婚活業界に新しい革命を起こし、より多くの人の明るい未来につながっていけばいいなと考えます。

  • 取材・文花崎阿弓

    大学卒業後の2011年4月にケーブルネット鈴鹿に入社。その後、2012年4月に静岡エフエム放送へ転職。2013年4月に退社する。フリーとしてエフエム栃木、スカパーが運営している局を経て再びフリーアナウンサーとして活動している。

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