コロナで非常事態「嵐、岡村隆史も消え…」前代未聞の紅白歌合戦に | FRIDAYデジタル

コロナで非常事態「嵐、岡村隆史も消え…」前代未聞の紅白歌合戦に

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ラジオで紅白歌合戦の司会に色気を見せていた岡村。果たして、望み通りになるのか……
ラジオで紅白歌合戦の司会に色気を見せていた岡村。果たして、望み通りになるのか……

今年の年末はどうなっているのだろうか?

いつもならそれとなく光景が思い浮かぶが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、どうなるか全く読めない。暮れの風物詩であるNHK『紅白歌合戦』もその1つだ。

コロナさえなければ、今年は年内で活動休止する「嵐」一色になるはずだった。音楽関係者によれば、

「嵐は‘10年~‘14年まで白組司会を務め、翌年の井ノ原快彦を挟んで、‘16年から相葉雅紀、二宮和也、櫻井翔と連続して白組司会を務めている。今年はリーダーの大野智か嵐全員での総合司会、もしくは白組司会が濃厚とみられていた」

という。その計画も新型コロナによって一旦、様子見になった。いやらしい話をすれば、今年は活動休止前のラストイヤーということで、国内はもとよりアジアでもコンサートを行い、それに伴うグッズやDVDなどの関連商品で「ウン百億を荒稼ぎする算段だった」(同・音楽関係者)。

それが新型コロナでふっ飛んだのだから、しきりに世論形成が行われている活動延長論も現実味を帯びてくる。

「東京五輪と同じく、活動を1年延長する可能性がある。巨額のビジネスだけにジャニーズ事務所はそうして欲しいようだが、あとはメンバーの気持ち次第。もっと言えば、リーダーの大野の決断にかかっている」(スポーツ紙記者)

そんななか、しきりに総合司会として名前が挙がっているのが「ナインティナイン」の岡村隆史だ。岡村は放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で神出鬼没の農民・菊丸役を好演。同局のバラエティー番組『チコちゃんに叱られる!』でもMCを務めており、NHKと関わりが深い。

志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったことも大きい。20日放送の『しゃべくり007 2時間SP』(日本テレビ系)では、志村さんが「2代目志村けん」に岡村を指名していたことが明かされた。

志村さんは‘09年2月の放送回で「2代目志村けんは?」と聞かれ「俺を昔から好きでアイーンを流行らせたし、凄いマネするのうまいんだけど、岡村かな」とまじめに答えていた。

「志村さん死去のニュースは今年を象徴する出来事のひとつとなるのは間違いない。その志村さんが岡村さんを後継指名していたとなれば、総合司会の有資格者になりうるだろう」とはテレビ関係者だ。

岡村本人はそうした一部報道に対して、4月19日放送のラジオ番組で言及。岡村は「来たな。来たな」とスタジオ外にいるチーフマネージャーに問いかけるも、実際にはオファーが来ていないことを伝えられ「フェイクニュースやないかい、そしたら!こんなんぬか喜びですよ」と絶叫し、笑いに変えていたが……。

「NHKの悪いクセで、メディアに名前を書かれた人は候補から外す傾向にある。以前も紅組司会で女優の長澤まさみさんが内定していたことがあったが、スポーツ紙にすっぱ抜かれて消滅した。岡村さんも本当に“ぬか喜び”になりそうな気配だ」(テレビ局関係者)

そもそも、盛り上がっているのは芸能マスコミだけで、内部の局員からは「紅白のことなんて考えている余裕はない!」という声が大半。年末までに流行が止まらなければ、番組そのものの作りも変えざるを得ない。

「NHKホールに大勢のアーティスト、スタッフが揃う時点で『3密』ですからね。無観客で、全アーティストがリモート出演になるのではないか」(前出・音楽関係者)

反対に暮れまでにコロナの抑制に成功し、未知のウイルスに対する効果的な治療法が確立されれば、紅白は昭和時代のように一家団らんの素晴らしさを味わう番組に様変わりする。昨年の平均視聴率は第2部が37・3%(関東地区)でワースト記録を更新したが、コロナ禍を乗り切っての紅白なら数字は爆発的にハネ上がる可能性が高い。あるNHK関係者が“予言”する。

「今年の紅白総合司会は、コロナ時代を象徴する芸能人になると思うよ。選考はまだまだこれから。コロナサバイバーになるのか、世間に重要な提言をした人になるのかはわからないが……」

とにかく、例年とは異質な紅白になることだけは間違いなさそうだ。

  • PHOTO西 圭介

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