aiko　自粛要請前の３月に“ド派手ファッション”で買い物

東京で不要不急の外出の自粛要請がまだ出ておらず、街にはまだ多くの人が出歩いていた３月のある日。新宿の大手百貨店の駐車場を、ド派手なファッションの女性が歩いていた。aiko(44)だ。

aikoは知人らしき女性とともに車に乗り込み銀座へ。夜８時頃、aikoが女性とともに降り立ったのは、とある雑居ビルの前。スーツ姿の男女が丁寧にお辞儀をして出迎え、一行は、ビルの中の寿司屋へ向かったのだった。

「aikoは今年１月からツアーを行っており、３月８日に『Zepp Tokyo』でファイナルを迎える予定でしたが、コロナによるイベント自粛要請を受け、７日と８日の公演は延期を余儀なくされた。そこで、８日に無観客で特別ライブを開催し、その様子を生配信。約13万人ものファンがリアルタイムで視聴しました」（レコード会社関係者）

この日は関係者と今後の対応を話し合うための会食だったのだろうか。生配信の終盤、彼女は、「笑っていこうね、みんなで」と呼びかけた。それは今、日本中にもっとも必要とされている言葉かもしれない。

『FRIDAY』2020年５月８・15日号より