Happy Liveは嵐担が活動休止後の“沼”を見つける場所?

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ジャニーズアイドルによる、横浜アリーナでの無観客ライブJohnny’s Happy LIVE with YOUが配信されて1ヵ月以上が経った。さすがにもう見ている人もいないかと思いきや、29日の夜に配信された、関西ジャニーズJr.のなにわ男子とジャニーズWEST、関ジャニ∞の3組が出演した動画の再生回数は、じわじわと伸び続けている。もしかしたら、数ヵ月後には嵐の無観客ライブ動画を抜くかもしれない。

昨年1月、突然の活動休止発表をして世間を揺るがした嵐の5人

このHappy LIVE、筆者的には、ぜひ嵐ファンに嵐が出演している以外の4本の動画を騙されたと思って、全てくまなく見て欲しいと思うのだ。というのは、今、ジャニーズが直面している大きな壁は、コロナだけでなく、「活動休止する嵐のファンに、次なる情熱をぶつけられる場所(グループ)をどうやって見つけてもらえるか」にもあるからだ。

嵐ファンはあくまでも“嵐のヲタ”。“ジャニヲタ”にあらず

嵐のファンというのは、大抵が“嵐のヲタ”であって“ジャニヲタ”ではない。もちろん、関ジャニ∞やKAT-TUN、NEWS、Kis-My-Ft2のファンとて、自分が応援しているグループだけしか追いかけていないファンは大勢いるけれど、他グループとのカケモ(掛け持ち)だったり、長く応援している中で、繋がりのあるJr.に興味を持ったりと、長くジャニーズを追いかければ追いかけるほど、ジャニーズの“ファミリー感”に愛着を感じることが多い印象がある。

一方、2008年以降に嵐担(※担当=ファンのこと)になった人たちはライブ、ドラマ、映画、バラエティ、ニュースなどのMC業、舞台、アート、CMと、嵐が提供してくれるものだけを追いかけるのに精一杯で、他のグループに浮気(?)する余裕などなかった。でも、活動休止が決まったからには、ただ「大野くんの帰りを待つ」というのはあまり前向きな決断ではないし、嵐自身も、それを望んでないのではないかと筆者は思う。

嵐担の次なる“沼落ち”の大本命は?

つまり、嵐ファンは、この機に乗じて、“カケモ”を目指すべきなのだ。ジャニーズという、夢と希望と心の平和をくれる巨大なアミューズメントファミリーに人生を捧げたメンバーに敬意を評し、これからもそこに投資を続けるべく、落ちることのできそうな沼を探すべきで、Johnny’s Happy LIVE with YOUこそ、“沼落ち”の手掛かりになる最適アイテムなのである。

配信での「嵐のワクワク学校」も始まり、YouTubeチャンネルでは、ただあみだくじで役割を決めて、紙芝居を読むだけなのに“ほのぼの”と“先の見えないドキドキ”が共存するという、流石のバラエティ力を発揮。まだまだコンサート映像も配信されるかもしれず、インスタライブもあるかもしれない。テレビのレギュラーだってある。嵐担は忙しい。でも、一途すぎる愛は、今の嵐にとっては(たぶん)重い。そしてジャニーズ事務所的には、もっと言えばタッキー的には、ここまでSNSを解禁したからには、嵐担にも「ジャニーズファミリー最高!」と思ってもらいたいはずだ。

ハッピーライブは“他担狩り”の場

嵐担以外にとって「Happy LIVE」は、実は“他担狩り”(他グループのファンを自分が応援するグループに取り込むこと)の場である。再生回数とコメント欄を見る限り、それに一番成功しているのはジャニーズWESTだ。元気な応援ソングと大人っぽいダンス曲、笑いの要素をふんだんに盛り込んだデビュー曲「ええじゃないか」の3曲の組み合わせは、「Happy LIVE」史上、嵐に次ぐ完成度である。

また、筆者的には、Hi Hi Jets、なにわ男子、Travis Japan(以下“トラジャ”)などのJr.グループも推したい。Hi Hi Jetsは嵐と同じく5人組、なにわとトラジャは7人組だが、いずれも、誰がセンターになってもおかしくないほどメンバーそれぞれに拮抗した魅力がある。グループごとに違った解釈で、嵐の「王道」をなぞろうとしているような印象もあり、成長を見守ることが好きな嵐担に向くこと請け合いだ。

無観客ライブ全体のトップバッターを務め、初期の嵐と同じポニーキャニオンでアイドル力を鍛えられたSexyZone にも、帝王感という新境地を切り開くSixTONESにも、人気、実力、ルックスのどれをとっても天下一品のKing&Princeにも、すでに嵐担を結構狩ってしまっている様子のジャニーズWESTにも、もちろん沼落ちしても後悔することはないだろう。

さらに言えば、ジャニーズを一番楽しめるのは、“ジャニーズ箱推し”に他ならないのだ。また、今回のライブには登場しなかったが、嵐担と一番親和性がありそうなのが、Snow Manだ。その理由についてはまた後日述べたい。

  • 取材・文喜久坂京

    ジャニヲタ歴25年のライター。有名人のインタビュー記事を中心に執筆活動を行う。ジャニーズのライブが好きすぎて、最高で舞台やソロコンなども含め、年150公演に足を運んだことも。

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