8万RT超!お笑い芸人が「コロナ禍のゴミ出し漫画」を描いたワケ

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少しでも早く収束することを願って

<いま、感染を防ぐためにこうやってゴミを出してくれると助かる、という方法を紹介していきます。大切なことはウイルスをしっかり封じ込めることです。

その1 ゴミ出しのときはゴミ袋の口をしっかり結ぶ>

ツイッター上で、「コロナ禍におけるゴミの出し方」を記した4ページの漫画が、いま話題を呼んでいる。

この漫画を発信したのは、太田プロに所属する芸歴22年目のお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さん(43歳)。「THE MANZAI」2012年、2014年の認定漫才師に選ばれた実力派コンビだが、滝沢さんは8年前からゴミの収集会社で正社員としても働いており、その体験を漫画にした『ゴミ清掃員の日常』が以前から話題になっていた(作画は滝沢さんの奥さん)。

その滝沢さんが、今回ツイッター上で新たに「コロナ禍のゴミ」をテーマにした漫画を公開。あれよあれよと拡散され、5月12日現在で約8万6千リツイートされている。

滝沢さんがこの漫画を公開した経緯について説明する。

「コロナで在宅時間が長くなっている人が増えたいま、家庭ゴミの量が多くなっています。その分、私たちゴミ清掃員の仕事量も増えていますが、コロナに感染しないようにゴーグルをつける、普段以上にしっかり手袋をはめる、定期的に消毒を行う…などいろんなことに気をつけながら仕事をしています。

当然、家庭から出されたゴミにもウイルスがついている可能性はあると思います。清掃員がそういう恐れを感じながら働いているのは事実。たとえば口が結ばれていないゴミ袋を見ると『このなかにもしウイルスが付着したモノが入っていたら、イヤだな…』と思ってしまうわけです。

そう思うのはあまりよくないことかもしれませんが、清掃員にも仲間や家族がいます。それに、もし僕らが感染して仲間内で広がってしまったら、誰が代わりにゴミ収集をやるんだ、という使命感も持っています。

ですからいまの時期、清掃員は人一倍、感染リスクに敏感になってしまいます。

そんな中で、清掃員仲間から『ゴミの出し方に少し工夫をしてもらったら、感染リスクをさらに減らせるよね。なんとか伝えられないかな』という話を聞きまして。

みなさんも、普通に生活するなかでゴミを出さないワケにはいきません。いうまでもなく、悪気があってそういう出し方をされているわけでもありません。

であれば、少しでも収集員の感染リスクを減らすように、ちょっとだけゴミの出し方を変えてほしい…ってことを知ってもらえばいいのか、と。それを広く伝えるために、この漫画を公開したわけです。家事や育児がある中で、妻が絵を描いてくれました」

わずか20コマ強の漫画だが、「わかりやすい」「そうか、収集する人たちのことを考えていなかったな。今度からはこうやってゴミを出そう」と理解・共感する声が続出。小池百合子・東京都知事がこの漫画に注目したこともあり、爆発的に広まっていったのだ。

以来、ゴミの出され方が変わっているのを滝沢さんは実感しているという。

「僕たちだって決して自分たちのことだけを考えて、こうした取り組みを呼びかけているワケではありません。清掃員だろうが誰であろうが、一人でも新たな感染者が増えればそれだけさらに収束までの時間がかかってしまいますし、収集員仲間に広がり、万が一にも業務がストップしてしまえば、街の衛生環境が悪くなりますから。

みんなが少しだけ行動を変えることで、少しでも早く日常が戻ってくるんじゃないか…漫画が拡散されるたびに、そんなことを思います」

ゴミ収集の仕事は社会にとって不可欠なもの。緊急事態下であっても、滝沢さんはフル稼働で業務にあたる。一方「本業」である芸能活動はというと…。

「舞台での仕事は、いっさいストップしています。そんななかでも、芸人仲間はみんな、色んなかたちを考えてご家庭にお笑いを届けようとしています。…ただ、感染リスクを考えたら、やっぱりいまはまだ無理はできない状態ですよね。

遠回りかもしれませんが、清掃員として、漫画やツイッターを通じて感染拡大の防止を少しでも訴えていくことが、舞台に立てる日を早めることにつながる。そう思って、焦らずにいま必要なことを発信していきたいと思います。

落ち着いたら一度、ナマのお笑いを見に来てくださいね。

(滝沢さんのツイッターアカウントは→takizawa0914)

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