小泉今日子、岩佐真悠子、本田圭佑…「検察庁法改正」著名人の反応 | FRIDAYデジタル

小泉今日子、岩佐真悠子、本田圭佑…「検察庁法改正」著名人の反応

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芸能人の中ではいち早く「検察庁法改正」に反対を表明した小泉今日子(‘19年)
芸能人の中ではいち早く「検察庁法改正」に反対を表明した小泉今日子(‘19年)

役職定年の延長などが盛り込まれた「検察庁法改正案」について、政府は今国会での成立を見送るという。小泉今日子はじめ芸能人・著名人がツイッター上で、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけ投稿する運動が続いていたが、それらが世論を動かしたといってもいいだろう。

きゃりーぱみゅぱみゅは謝罪した上で5月11日までに投稿を削除したが、浅野忠信、井浦新、秋元才加、メンタリストDaiGo、ラサール石井など数十人におよぶ著名人が意思を表明した。

さらに数日後には再び小泉が、

《私、更に勉強してみました。読んで、見て、考えた。その上で今日も呟かずにはいられない。#検察庁法改正に抗議します》

と改めて投稿。また女優の岩佐真悠子も遅れながらも、

《中卒でね。元ヤンとかって事になってるけど、ちゃんと一応色々勉強してるしバカではないの #検察庁法改正に抗議します》

と意思を表明。コメント欄には、

《中卒なんて関係ない!》《抗議表明ありがとう!》

という賞賛する声が多い。しかしこれがネット記事へのコメントとなると、意見は“真っ二つ”になった。

「やはり本人のツイッターのコメント欄に反論を書き込むと“抗議賛同派”から袋たたきに合う危険性があるので気を使っているのかもしれません。しかしネット記事のコメント欄には“勉強したの? じゃあなぜ反対するのかちゃんと説明しろ”という厳しい声も多い。小泉さんに関しても同様です。勉強したとはいっても、どこがどうおかしいのか、本人の言葉では説明されていません。

ましてやハッシュタグのみを投稿している芸能人もいるので、本当に何が問題か理解している人がどれだけいるのか、という疑いを持たれているのでしょう。

正直、友人から聞いた勢いで“見切り発車投稿”してしまった芸能人も中にはいるかもしれません」(スポーツ紙記者)

確かにこれは法律の問題を含んでいるのでしっかりと勉強しなければ、難解な部分はあるだろう。

そんな中で、ある意味“ひと味違う”投稿をしたのはサッカーの本田圭佑だ。

《検察庁法改正案の要点はどこ?》

と、ツイッターの中で広く意見を求めたのだ。

これによって両論の主張が数多く集まっているので、本田は客観的に見ることができると考えているのかもしれない。SNS上でも、

《本田は知ったかぶりせずに聞いているからカッコイイ》

と言った意見が散見された。

そして検察の実態を過去に目の当たりにした堀江貴文氏が、ついに動画をYouTubeに投稿。動画のタイトルは《検察庁法改正案に抗議しますとか言ってる奴ら全員見ろ》だ。

「堀江氏は‘06年にいわゆるライブドア事件で東京地検特捜部に逮捕されました。その時に検察の強大な権力を痛感し、その後徹底的に検察の歴史から勉強しなおしたそうです。動画では検察官の定年の延長などは全く問題ではないとして、むしろ今まで検事総長を検察局の中で決めて、その後に内閣が追認する程度だった方が問題であると。内閣が発言権を持ってトップの人事に関与した方がいいと言っていました。

“もし勝手に検察局内で検事総長を選ばれてそいつがヤバイ奴だったらどうするの?内閣が今後検察の人事に関与してそれでダメだったら、それは国民が選んだ結果だから自分たちが悪い。それが民主主義だ“という内容でした」(フリージャーナリスト)

堀江氏はあくまで検察にひどい目にあわされたという「ポジショントークではあることは否めません」と断りつつも、「この改正案で検察はいい方向に向かっているということを芸能人たちに訴えたい」とした。

ちなみにこの動画は投稿から12時間程度で100万回以上再生されるほど注目されている。

「どこまで強い意思を持って訴えているのかは本人しか分からない。“反安倍”で有名なラサール石井さんは、あれだけ政府を批判しておきながら、特別定額給付金の10万円をもらうために申請した…と元コント赤信号のリーダー・渡辺正行がさん『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)に出演した際に暴露していましたね。真相は当人らにしかわかりませんが、渡辺さんによると、石井さんは“もらえるものはもらわないと……”と言っていたそうです」(芸能リポーター)

“憎き”安倍政権の政策とはいえ、納税の義務を果たしていれば、当然の権利として給付金は受給できる。政治を語ることが“タブー視”されていた日本の芸能界に、今回の「検察庁法改正案」騒動が風穴を開けることになるのだろうか――。

  • PHOTO高塚一郎

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