東大大学院中退のナンパ師が「年商1億円」を稼ぐようになるまで

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顔をしかめる人も多いだろうが…

「昨年、年商1億は達成したので今後は月収1億が目標です。いまは月収で3千万くらいは稼げるコンテンツを構築しているところです」

このコロナの影響も「どこ吹く風」だと話すのは、Twitterやnote、YoutubeなどのSNSでノウハウを公開、一部のユーザーから熱狂的な支持を集める「ナンパ師」の中星一番だ。

ナンパ師、と聞くと顔をしかめる人も多いだろう。しかし、彼の言葉に多くの人が関心を寄せるのは、その異色の経歴と独自の論理・発想に惹きつけられるからだろう。

なかでもnoteで多くのユーザーに購読されている「中星一番という生き方『お願い私を捨てないで』と言わせる付き合い方」は5万円と高額だが、2019年の公開以来、現在もその購読数は伸びているという。

ネットを駆使して年商1億円を達成した中星氏に話を聞いた。

東大大学院を辞めて

「異色の経歴」と言ったのには理由がある。彼は東京大学大学院に進学したにもかかわらず、早々に退学しているからだ。

「東大大学院を辞めた時、俺をバカにしたヤツもいました。だけど、俺はいま、彼らが東大を出て働くよりも稼いでいる。あのまま東大で学んでいても、いまの自分はなかったと思います。俺にとっては、東大に行く意味はなかったんです」

東大大学院で研究に励んでいた中星一番がナンパに興味を持ったのは、一冊の本がきっかけだったという。

「ある有名なナンパ師が書いたナンパの本を読んで興味を持ったんです。自分はナンパなんてやったことがなかったけれど、『こういう世界があるのか』と新たな世界を見た気がして、挑戦してみよういと思いました。

ところが、最初は渋谷でやってみたんですが、全然うまくいかなかった。それが悔しかったんですよね。

そこでナンパの掲示板みたいなのを見て、いろいろ勉強したんです。その中に、『医者や弁護士の女性をナンパで付き合って、いろいろ提供してもらってます』って書いている男性がいたんですよ。『この人はスゴい!』と思って、掲示板上からその男性に連絡を取り、弟子にしてもらいました。

その人のもとで約2年、ナンパを学びました。もちろん、タダではありません。月15万、その師匠に支払ってました」

何事も夢中になるととことん突き詰める性格が奏功したのだろう。「師匠」のもとで基本的なナンパのテクニックを学びながら、自分流のナンパ術を構築しようと、自身のナンパの成功パターンをデータ化するなどして分析し、日々、修行に励んだそうだ。その点は、いかにも元東大生らしい、といったところか。

「最初から成功しようとしても無理なんですよ。ナンパも慣れ、練習が必要で、いきなりうまくいくものではない。そこは理解してもらわないといけません。新宿で1時間10人、1日10時間で100人に声をかけたこともあります。コツは、話しかけるときは少し下手に『一目惚れしちゃいました、連絡先教えてください』って声をかけることです。

これはダメだなと思ったら、深追いはしない。さっと声を掛けて、まったく感触がなければすぐに違う子へいきます。

実際に使用していたテンプレートも有料で公開してます。だけど、女の子に声をかけること自体に抵抗を持ってたらナンパはできない。その谷を超えられなければ、技術うんぬんを教えてもどうしようもないんですよね。やっぱり、最初の気持ちが大事なんです」

ナンパもスキルのひとつと考え、スキルアップすればステージを変えていくという。

「ナンパに慣れてきたら、お金持ちの女性が住んでいる駅でナンパです。ただ、そういう駅でナンパしてる人なんていないから、通報されて警察が来たこともあります。そういうアクシデントにも強くならないとナンパ師なんてやってられないですね(笑)」

ナンパの成功率上げるには見た目も大切。そのための努力も惜しまない。

「ナンパで成功しようと思うなら、自己投資は絶対にすべきです。俺も二重に整形していますから。筋トレも専属のトレーナーを雇って、食事も作ってもらってます。脱毛もしてます。肌は元々綺麗な方ですが、保湿にも気をつけます」

強要しているわけではない

現在は、中星一番としての収入があるが、一時期はナンパで知り合った女性たちから“支援”を受けて生活していたこともあったという。「これまで女性にしてもらったことは」と聞いてみると、到底、既成の男女関係ではあり得ないものだった。

「昔は10人くらい付き合っている女性がいて、毎日違う家に帰ってました。もう、最近はだいぶ絞りましたね、20代から40代、計5~6人です。たくさんの女性にこれまでいろいろなことをしてもらいました。生活費をもらったり、最新のマックブックを買ってもらったりとか」

こう聞くと「女性を食い物にする悪い男」のようにも思えるが、中星は「女性に強要することはない」と力をこめる。

「あくまでも、女性が俺に対しておカネを使ってもいいと思えるように気持ちをもっていく。

反論する人もいるでしょうが、俺は『好き』とか『愛情』とかいう感覚は『コストをかける』ことで生まれてくるものだと思ってます。たとえばその人のために美味しいものを食べさせたりとか、いい物を買ってあげたりとかしてコストをかけていけばいくほど、その対象が『特別なもの』になって、離したくなくなる。

だから俺にコストをかけた女はどんどん俺を好きになるわけですよ。そしてそのコストを取り返したいと思うから離れられない。自分に気持ちを向けるために、どんどんコストをかけるようになる。これは強要してそうなるものではありません」

特に重要なのが、「この人と一緒に時間を過ごすことが自分にとってもプラスになる」と女性に思ってもらうことにあるという。

「支えてくれる女性には、俺と縁が切れた後でも残るようなことを教えています。たとえば聡明なのに低い給料で働いている女性なら、『いまの仕事を辞めて、プログラミングスクールに通ってシステム系の仕事をしたほうがいいよ』と教える。実際にそれでプログラミングで仕事ができるようになり、年収が大きくアップした女性もいます。オレと付き合うことで結果的に幸せになった女性は少なくないと思います」

中星氏の考え方に違和感を覚える人も多いだろう。しかし中星氏本人は反論や異論が出るのも当然と考えているようで、反感を買うこともひとつの注目を集めるための手段、と考えているようだ。

目下、ナンパの海外進出を目指して英語力の強化と中国語の勉強に力を入れているという中星氏。不確定なことが多いいま、東大ブランドを捨てナンパ師として「年収1億超え」を果たした中星一番の、「固定観念を捨て、興味があることをとことん突き詰める生き方」にも、学ぶべきなにかがあるかもしれない。

  • 取材・文道明寺美清

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