DV容疑で逮捕!近隣住民が明かす「ボビーオロゴン容疑者の素顔」
DVで通報した妻はすでに弁護士を立て、代理人同士の話し合いに
「突然の逮捕にはびっくりしました。3~4日前にも、近所の水場でお子さん二人とザリガニ釣りをやっているのを見たばかりだったので……。その前にも三人で水場にいたのをよく見かけていて、ボビーさんが『釣るより網で捕まえた方がカンタンだよ!』とおどけていたのが印象に残っています」(近隣住民)
5月16日、ナイジェリア出身のタレント、ボビー・オロゴン容疑者(54)がさいたま市内の自宅で同居する妻への暴行容疑で現行犯逮捕された。妻が顔を叩かれたと110番通報したことで警察沙汰になったが、2日後の18日には釈放されている。
『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)のナレーターなど、人気番組に多数出演する外国人タレントに何が起こったのか。ボビー容疑者の妻は夫が拘束中の17日、自宅前で報道陣の取材に応じ、夫の普段の振る舞いについて語っている。
「家庭内という狭い空間で、まるで弱い者いじめをされているような状態でした。喧嘩のきっかけは、夫から嫌がらせでガスを止められたこと。ほかにも自宅を売りたいから今すぐ出て行ってくれ、離婚届をとっとと書いて渡せと言われたり……。そういうところが長年あって、ずっと我慢してやってきた」
長い間DVを受けてきたと話す妻に対し、ボビー容疑者は暴力を真っ向から否定している。捜査関係者は話す。
「そもそものきっかけは、手紙を奥さんに勝手に見られたことだったとか。奥さんが人差し指をボビーに突き出して詰め寄ってきたので、『オマエ、やめろ』と手を出したら、それが相手の左頬に当たったと話しているそうです」
普段から、子供の教育方針をめぐって言い争いをすることが多かったという二人。ボビー容疑者は「親は親、子供は子供」と、子供は早いうちに親離れして自立すべきだと考える一方で、妻は「もう少し親は子供に援助するべきだ」と考えていたという。二人を知る知人が明かす。
「奥さんがメディアに『ガスを止められた』と話していますが、つい最近まで彼女は子供と5年近くオーストラリアで暮らしていて、ボビーは日本で活動していました。長年にわたってDVを受けていたとは考えにくい。収入が無くなれば、奥さんだけでなく子供たちも困るのに、なぜ警察に通報して、マスコミにあんな話をしたのか、まったくわからないのが正直なところです」
知人によると、二人はこれまで離婚について具体的に話し合ったことはなく、ボビー容疑者本人も「離婚は望んでいない」と話しているという。
釈放後、ボビー容疑者は自宅には戻らず、一人暮らしをしているが、子供たちとは連絡をとりあっているようだ。「良きパパ」と「暴力夫」――本当の姿はいったいどちらなのか。


『FRIDAY』2020年6月5日号より
撮影:蓮尾真司