怪しい領収書に昭恵夫人の大分旅行…写真で見る「アベノトラブル」

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首相主催の「桜を見る会」。地元後援会関係者が多く出席していたことが問題視されている

もはやジリ貧と言って良いだろう。

支持率が凋落する安倍晋三首相(65)だ。朝日新聞が5月23・24日に実施した調査によると、内閣支持率は12年12月の第2次政権発足以来最低水準の29%まで低下。後手に回った新型コロナウイルスへの対応、辞職した黒川弘務前検事長への大アマ処分ーー。相次ぐ“失政”で、国民の気持ちは徐々に離れ始めている。

これまで『FRIDAY』は、安倍首相の数々の“トラブル”を報じてきた(掲載したのは関連写真)。その一つが、安倍首相主催の「桜を見る会」にからむカネの問題。首相が代表を務める地元の政治団体『自民党山口県第四選挙区支部』(下関市)の収支報告を調べると、民間企業の経理部や税務署なら決して通らない「怪しい領収書」が出てきたのだ(20年1月31日号)。

取材したジャーナリストの三宅勝久氏が語る。

「第四選挙区支部は、’13年以降、毎年同じ時期に28万~100万円の『旅費』『航空券・宿泊代』を支出しています。これを高速道路やタクシーの領収書などと突き合わせると、『桜を見る会』の前日に上京していると推認できるのです。しかも’15年の領収書には、旅程が記載されており、『桜を見る会』の日程と一致します。

’18年は95万円で、一人約10万円とすれば10人分。地元の参加者を接待するための事務所スタッフの旅費だとすれば、政府の行事である『桜を見る会』を、自身の政治活動に利用したことになります」

昭恵夫人の「大分集団旅行」写真

安倍首相の“礼賛イベント”に、血税が投入されていたこともわかっている(20年2月28日号)。総理在職日数が歴代最長となったことを記念して、昨年12月に山口県庁で開かれた同県出身の8人の総理を紹介した企画展だ。

「前半こそ8人のゆかりの地や業績を紹介していましたが、後半は『安倍一色』にガラリと変わります。安倍首相の生誕から現在まで詳細な年表から、これまでの政治活動を紹介する写真パネルまで揃っていました。記念撮影ができる安倍首相の等身大パネルまであった。情報公開請求などにより明らかになった契約書によれば、業者に払った金額は300万円だったそうです」(全国紙政治部記者)

問題視されるのは、安倍首相の言動だけではない。夫人の昭恵氏も、たびたび非難の的となっている。20年5月8日号に掲載したのは、コロナ感染拡大で外出自粛が要請されるなか、集団で大分旅行をしていた昭恵夫人の写真だ。

「昭恵さんが約50人のツアー参加者とともに大分の宇佐神宮を訪れたのは、安倍首相がコロナウイルスの緊急会見を開いた翌日(3月15日)のことです。知人の医師が主催し、『人類救済』をうたった講演会が行われたとか……」(地元紙記者)

昭恵夫人を目撃した近隣住民は、こう証言している。

「鳥居に約50人の大集団がたむろしていたので見ていたら、ビックリしましたよ。他人の空似かとも思いましたが、どう見てもご本人……。マスクをしていなかったので、はっきり顔が見えました」

憲政史上最長となった安倍政権。相次ぐ“トラブル”は、「気の緩み」の一言では決して片づけられない。

18年6月に、安倍首相の地元事務所は「桜を見る会」にスタッフを派遣した費用だと思われる高額の旅費を支払っている。もし支援者の旅費も含まれていれば、公選法違反(寄附の禁止)の疑いがある
首相の政治資金収支報告書にはチアリーディングとコンパニオン代までも。地元に“飲ませ食わせ”は桜の会だけじゃなかった
昨年12月に行われたイベントで、山口県庁に飾ってあった安倍首相のパネル。
『FRIDAY』が入手した昭恵夫人の大分旅行写真。宇佐神宮の鳥居下で宮司の説明を聞く昭恵夫人(右)。左の小太りの男性がツアー主催者の医師だ
産経新聞の記者や朝日新聞の社員と賭けマージャンをしていたことが「週刊文春」の報道で発覚した黒川前検事長。写真は今年3月にキャッチした日課の愛犬との散歩姿。「訓告」という軽い処分だった
  • 撮影鬼怒川 毅 田中俊勝 三宅勝久 横田 一

Photo Gallary6

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