米倉涼子も心酔 小泉今日子が持つ芸能人を超えた「発信力」の源泉

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ツイッターなどで政治的な発言も臆さずに発信する小泉今日子(‘18年)

コロナ禍を境に女優の小泉今日子が発信力を増している。

5月31日にはツイッターで、中国が香港に反体制活動を禁じる「香港国家安全法」を制定する方針決定に反対し、緊急署名を求めているサイトを引用し「署名しました。」とツイート。先月には“賭け麻雀報道”で辞職した黒川弘務・前東京高検検事長を中心に盛り上がった検察庁法改正案への抗議を繰り返した。

小泉が代表を務める制作会社「明後日」のツイッターから連続投稿。ハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」への同調を皮切りに、同法案の強行採決が取り沙汰された5月15日には「国会中継見てます」とツイートし、委員会審議をライブ中継していた動画サイトを紹介した。

“なんてったってアイドル”だった小泉の突如の政治発言は世論に大きなうねりを呼び込むのと同時に、一部で「黙ってれば良いのに」などと批判の声も上がった。

芸能人が政治的な発言をしてはいけないはずもないが、日本ではいつしかタブー扱い。コロナ禍でエンタメ業界は大ダメージを食らい、国の補償が十分でないことも加味され、芸能人が一斉に声を上げたのは「憂さ晴らし」と心なく切り捨てる者もいた。小泉のツイートを切り取っては「左だ」「リベラルだ」と騒ぐ者もいる。

だが、小泉を知る芸能プロ関係者に言わせれば、コロナによって言動が変節したわけではなく「キョンキョンは昔から、違ったことは違うという人だった」という。

「例えば、ドラマや映画のキャスティング。テレビ各局や制作会社は小泉さんに気を遣って、プライベートでも仲の良い飯島直子さんを一緒にブッキングすることがあった。それを見て、小泉さんは『そういうのホントやめてよ!』と怒ることがあった。飯島さんが嫌いなわけではなく、周囲が自分に“忖度”することが許せなかったようです。この件だけではなく、業界で横行するバーター出演に対して『露骨なやつはどうかと思うよ』と苦言を呈することもありました」(同・芸能プロ関係者)

過去にお世話になった人に対しては恩義を返す人でもある。テレビ局関係者が明かす。

「彼女は自分の仕事に携わった人をちゃんと覚えている。例え話ですが、同時期に億単位の予算でキャストも豪華なドラマと、駆け出し時代に一緒になった番組の下っ端のADがプロデューサーになって彼女を指名した場合、小泉さんは後者を取るようなタイプです。実際、あるテレビスタッフは10年以上ぶりに小泉さんと現場が一緒になった際『偉くなったじゃん』と言われ、『覚えていてくれたんだ』と感激していたそうです」

小泉は一部の“強者”による強制的行為や、過剰な忖度を嫌う。まさに香港をめぐる問題や検察官の定年延長にも通ずる話だ。

「そんな彼女の人柄に魅了された人が集まってできたのが“小泉会”。基本的には食べて、飲んで、盛り上がるだけなんですが(笑)。先日、オスカープロモーションを辞めた米倉涼子さんもメンバーの1人といわれており、小泉さんの器の大きさに圧倒されたそうです」(スポーツ紙記者)

大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門美知子~』(テレビ朝日系)などで人気の米倉は、ここ数年ブロードウェイミュージカルに魅了され、独立後は本格的に米国の活動拠点を移し、挑戦することも視野に入れているという。

「小泉さんは大手プロに所属していた時から、ギャラにはうるさくなかった。それよりも大事にしていたのは『ストレスなく、好きにやらせて』ということ。人生、お金だけがすべてではないということですね。米倉さんにも、そうしたイズムが根付いていると思います」(前出・芸能プロ関係者)

小泉の“発信力”はにわかに世の中を変えていきそうだ。

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