交際男性13人を暴露 石原真理子が会見で見せた”逆ギレ”の深層

芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”⑤

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現在は表舞台にはなかなか出て来ない石原真理子。ブログやYouTubeでは、個性的な投稿を続けている(‘10年)

<芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”⑤>

元祖“プッツン女優”と呼ばれ何度も芸名を変えてきた石原真理子さんが、ご自身の出世作ドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)をもじって「ふぞろいな秘密」という暴露本を出版した。芸能界で石原さんと噂になった俳優や噂にならなかった俳優、ミュージシャン、レーサーなど13人の名前が実名で綴られたスキャンダル本。石原さんは、発売に合わせ記者会見を開く。‘06年12月のことだった。

集まった記者やリポーターに石原さんは、

「(お付き合いした人たちは)とても大切な人。誇りに思っている恋。嘘をつきたくなかった。復讐するつもりもない」

と、言い切った。「書かれて困っている人がいるんじゃないか」「今後の芸能活動に支障をきたすのでは?」という質問も飛ぶ。当然だ。彼女は「13人のうち連絡が取れたのは半分で、直接話せたのは3人」と答えた。

「彼女自身は暴露本と思っていない。奥さんや子供のいない人をできるだけ選んで書いている」

と、人のいいオレの親友だったリポーターの故・梨元勝さんは援護した。彼は石原さんの言葉か、周囲の関係者の言葉を信じていたのだろう。

俎上に挙げられた俳優の中には、石原さんの暴露本に対応した事務所もあった。オレが連絡を取った数か所の事務所は、

「連絡は発売日直前。奇襲のようだった。発売直前で抗議のしようがない」
「ほぼ認めてはいますが、内容については告訴も含め対応を検討」

と言ったものもあった。石原側の「連絡した」というのは、修正を求めても間に合わない時期を考えれば、アリバイ作りだったのか。そして、オレが、何度も質問した「実名を挙げられて嫌だった人もいるのではないの?」に、石原さんは「同じ質問です。本人(登場人物)に聞いてください」と激しくキレた。その瞬間、会見場でオレの後ろのほうから、

「石川、お前が取材すればいいんだよ。自分で。バカじゃないの」

という声が飛んだ。誰だか分らなかった。で、オレは、こいつも石原の暴露本の当事者なんだろうなと思った。

翌々日、外国人特派員協会の記者クラブでも石原は同様の記者会見を行った。英語での質疑応答は「安倍晋三首相より上手」と言ったカナダ人記者もいたが、

「実名を出して売り上げを伸ばそうとしたのか」
「(名前を挙げた人とは)本当に、あったのか」

など外国人記者からも厳しい質問も。その会場にも、オレに罵声を浴びせさせた男は来ていた。

「あいつです」と、教えてくれた友人記者がいたが、その男は見たこともなかったし、オレと目を合わせようとはしなかった。きっと石原さんの著書の関係者だったのだろう。

で、この話には続きがある。出版3年後の夏、テレビ番組に出演した石原さんは、

「暴露本は自分で書いていない」
「私は普段、下ネタも言わない人です。発売した本の内容のようなことを書くわけがない」

と、爆弾発言。「私のポリシーを捻じ曲げられて表現された」とも発言。出版社が「石原とは了解済み」とテレビ局に抗議したという話も伝わってきたが、今となっては「どれが真実かは」分からない。

でも、30万部も売れちゃったからな。デビュー当時、清純派女優としてもてはやされた石原さんも外国人との入籍問題やストーカー、ロス刑務所収監、日本のスーパーでの万引きなどなど話題を提供してきた。

そして、いま動画チャンネル『石原真理子Marie Ishihara』を開いているそうだ。機会があったら、彼女の本音を聞いてみたいな。けど、聞いても分からないかもね。

  • 石川敏男(芸能レポーター)

    ‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、ラジオは福井放送、ラジオ関西、レインボータウンFMにレギュラー出演中

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