手越祐也『文春砲』の援護射撃で「ネガティブ報道一蹴」の痛快劇 | FRIDAYデジタル

手越祐也『文春砲』の援護射撃で「ネガティブ報道一蹴」の痛快劇

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
昨年、当時ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川氏が亡くなる前日も、赤坂で知り合いの店に顔を出していた手越(’19年)
昨年、当時ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川氏が亡くなる前日も、赤坂で知り合いの店に顔を出していた手越(’19年)

“手越祐也はジャニーズ事務所を退所するのか、しないのか”。

ファンは今一番気になるところだろう。外出自粛が叫ばれている中で、安倍昭恵首相夫人の『レストランで桜を見る会』に参加したり、緊急事態宣言下に、“手越ガールズ”を誘っての『お家飲み会』をやったり、5月23日には六本木で飲み歩いていたり…といった姿が相次いで報じられた。

平時ならそれほど目くじらを立てるほどのことでもなかったであろう手越の行動だが、このコロナ禍では法律違反を犯したかのような非難を浴びることになってしまった。

これまでだったら事務所も“注意”や“訓告”程度で済ませていたが、世間の反応を顧みたら、さすがにそういうわけにもいかなくなったようだ。

手越はジャニーズ事務所のほとんどのグループが参加するプロジェクト『Twenty☆Twenty』のメンバーから外され、ついには無期限の活動休止というペナルティが課されることになった。

一部報道によれば、手越は《店がやっていたから出かけた。やってなければ行ってない》と言い訳して、《何も悪いことはしていない》と猛反発していたという。そしてその後に出てきた“退所報道”。事務所内に居場所がないと気落ちした手越が退所を決断し、今年いっぱいで辞めるのでは…というものだった。

ジャニーズいちの跳ねっ返りと言われる手越のことだ。「こんな仕打ちを受けるならいっそのこと事務所を辞めてしまおう」と考えても不思議ではない。

また本人は実業家になりたがっていて、そのための六本木人脈も出来上がっているともいわれる。そんなことから“退所”報道が真実味を帯びてきているのだが。

いま手越は何を考えているのだろうか。そんな疑問に答えるかのように『週刊文春』(6月11日号)が手越を直撃している。記事の冒頭で、直撃した場所が六本木にあるイタリアンレストランと書いてあるのを見て、驚いた読者は多いのでは。その日は活動自粛という処分が下されて4日後の5月30日だったからだ。

最初は口を閉ざしていた手越だが、『文春』の粘り強さに負けたのか、30分にわたって心情を吐露したという。

その中では、まず冒頭にあったイタリアンレストランを訪れたことについて、店のオーナーがボランティア活動の打ち合わせのために来店してもらったと明かしている。

また手越が『Twenty☆Twenty』のメンバーから外されるきっかけとなった、同誌が《緊急事態宣言下の4月下旬に手越が元キャバクラ嬢を酒席に呼んだ》と報じた記事について、改めて追加取材し、同席していた医師から証言を得ている。

彼が言うには、報じられたような内容の“飲み会”ではなく、手越も女性が元キャバクラ嬢だとは知らなかった、というのだ。

ほかにも活動自粛処分が下される原因となった“六本木はしご酒”の2度目の外出についても、「コロナ禍で困っている知り合いの店にお金を落としてあげよう」という彼の優しさからだったという、友人の証言が載っている。

広く報じられている滝沢秀明副社長との確執については、本人がきっぱりと否定。さらに、記事では処分が発表されたあとに、テレビやスポーツ紙がこぞって彼をバッシングしたことに言及している。

誌面には、手越に関する一部スポーツ紙の報道が事実とかけ離れていると非難する芸能関係者のコメントもあり、記事を最後まで読むと、“手越は言われているほど問題児ではなく誤解されているんだ”と、彼を擁護する内容になっていることことに気づく。

これはまたどうしたことか。「だったら最初からちゃんと取材して事実を書いてあげればいいのに、ひどいね」という声がどこからか聞こえてきそうだが……。そもそも同誌の報道がきっかけで活動休止に追い込まれたわけだから、本来なら同誌に対して恨み骨髄、「取材になんか応じるか」となりそうなものだ。反論するにしても競合他誌でとなるケースはよく見られるのだが、自分(『文春』)のところでやらせた力業には感心してしまう。

手越がいうところの「不正確な情報」を出したにもかかわらず、本人の言い分を載せて濡れ衣を晴らしてあげるという、ともすればマッチポンプとも取られそうな記事なのだが、手越のファンならずとも記事を読み込んでしまうのは、いわば『文春』の策にハマってしまったということか。

ところで、手越の対処については、残念ながら本人から言質を得ることはできなかったようだ。

元ジャニーズ関係者は下記のように語っていた。

「ジャニーズ事務所との間では、まだ話し合いが続いていると聞きました。“去るものは追わず”は昔からのジャニーズの方針でそれは今も変わっていません。手越さんが強く辞めると言えば引き止めることはないと思います。ただ、現在のコロナ禍の状況や嵐の活動休止を控えていて、事務所は戦力が欠けることを積極的には望んでいないと思います。

またNEWSは手越さんなしでは成り立たないと見られていて、手越さん自身もNEWSに対する思い入れも強い。

そんな現状を鑑みるとこの段階での退所は考えられないのでは。彼も処分が出た当時は反発していたようですが、今は落ち着いているというか、しょげ返っているようですから」

それを裏付けるかのように、手越は同誌に対しNEWSの今後の活動について、『STORY』(ライブツアー四部作のラスト)はやり遂げたいと語り、絶対にファンを裏切らないと断言している。

気をもんでいたファンも一安心、というところだろうか──。

  • PHOTO結束武郎

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事