カジノ汚職で逮捕~保釈中の秋元議員 コロナ対策ビラで選挙活動

秋元司・元IR担当副大臣が精力的に活動中。無所属となり次の選挙での再選が危うくなっている

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今年2月、秋元氏は原宿の割烹料理店を訪れ、その後、広尾のバーをはしごした。保釈中でも、精力的に活動している

カジノをめぐる汚職事件で起訴され、保釈中の秋元司・元IR担当副大臣が政治活動を活発化させている。GW明けにも初公判が行われる見通しだったが、新型コロナで期日は延期になったと見られる。6月に入ってからは街頭演説を再開し、新型コロナへの対策を記した自作のビラを撒き始めた。

国土交通省の中堅職員が話す。

「秋元氏が自民党を離党した後の今年3月くらいのことです。観光庁の担当者に夜間の観光促進、いわゆる『ナイトタイムエコノミー』を推進させませんかと打診がありました。しかし、コロナの感染が拡大していた頃ですし、無所属の議員の政策に付き合うほど役人もヒマではないので、お断りしたそうです」

秋元氏の持論は、海外の富裕層を日本に呼び、おカネを使ってもらって経済を活性化させるというもの。しかし、コロナで訪日観光客が激減してしまい、政策の見直しを余儀なくされている。

「東京オリンピックの開催に合わせて、日本のカジノ予定地を世界に宣伝する予定でした。しかし、オリンピック自体が延期になってしまいました。このままコロナのワクチンができなければ、来年の開催も危ぶまれます。そんな状況のなかで、IR事業は候補地さえ決められず、事実上、頓挫してしまった」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

検察に起訴されていることに加え、持論の観光政策も封じられて、秋元氏の再選は難しいとの見方が濃厚だ。

鈴木氏が続ける。

「秋元氏は小選挙区(東京15区)でなかなか勝てなかったのですが、’17年の前回選挙では当時の安倍人気のおかげで当選できました。しかし、無所属となったため、次回は自民党が別の公認候補を立てるはず。厳しい戦いになるでしょう」

落選を免れるためのなりふり構わぬ選挙活動が、駅前での新型コロナ対策のビラ撒きというわけだ。秋元氏の迷走はまだまだ続きそうだ。

『FRIDAY』2020年6月19日号より

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