「現金バラマキ」の前澤友作氏に歓迎反面、批判も殺到のワケ
《【お金配り予告】フォロワーが700万人を超えたら直ちにお金配りします》
(株)ZOZOの前社長である前澤友作氏が再び一般人向けに再び現金を配ると宣言。《時期:未定 金額:未定 人数:未定 応募条件:僕のフォロー》と発表した。
ばらまきを行う理由については、
《お金を配るといろんな声が集まる。フォロワーも増える。それは起業家にとって事業作りのヒントやチャンスになる。みんなが喜ぶ事業を作ればまた儲かる。儲かったらまた配る。誰も損しない究極のエコシステム。さあ次のお金ばらまきはいつにしよう》
とツイッターに投稿すると“リツイート”や“いいね”が殺到するなど、大きな反響があった。
「前澤さんは去年の正月のお年玉企画に始まり、これまで複数回にわたってツイッターで現金を応募者に配っています。本人の投稿によるとこれまでに23億円を配ったそうです。当選した人は非常に感謝していますし、応募する人も、前澤さんの投稿の返信欄に感謝や当選のお願いをするメッセージが大量に書き込まれています」(スポーツ紙記者)
彼のツイッターはそのような状況だが、ネット記事やヤフーコメント欄などのSNS上を見てみると、意外にも批判コメントが多い。前澤氏本人に対しては、当選したいがあまりに媚を売るような反応も少なくないのだが、
《お金でしか繋ぎ止めれない人望のなさ。可哀想な人だ》
《この人からお金取ったら何が残るんだろ》
《ものすごく惨めな気持ちになってきたので、フォローも止めました》
と、前澤氏に特定されない場所では厳しい声が多く上がっている。
「もちろん当選に外れたらフォローを外す人が一定数いるでしょう。だから前澤さんは減らないように定期的にお金をばらまいているんだと思います。フォロワーがたくさんいることで今後の事業の宣伝をする際に効果的ですからね。
しかし、前澤さんほどの人でも、SNS上での承認欲求を満たしたい気持ちが強くあるのではとも思えます。お金を配ると色んな人が崇めてくれるので気分が良いのでしょう。紗栄子さんや剛力彩芽さんらとの交際をアピールする人ですから、目立ことが好きなんでしょうね」(芸能リポーター)
当初前澤氏は“ばらまき”という言葉を使っていたが、投稿後に反発があったようで
《【お金ばらまき】というワードに抵抗がある方も多いようですので【お金配り】に謹んで訂正します》
と投稿。だが、企画内容は全く同じのようだ。
日本一のフォロワーはダウンタウンの松本人志で約777万人。前澤氏は6月25日時点で696万人を超え、日本で4位となっている。
そのうちどのくらいの人が前澤氏を本当に慕ってフォローしているのかは不明だが、定期的に金をばらまいてくれる“金づる”と考えている人も多いだろう。
彼女もフォロワーも“金の切れ目が縁の切れ目”にならなければいいが……。
PHOTO:西 圭介