『ギルティ~この恋は罪ですか?~』の町田啓太に骨抜きになるワケ | FRIDAYデジタル

『ギルティ~この恋は罪ですか?~』の町田啓太に骨抜きになるワケ

話題のイケメン、その意外に「ギルティ」な素顔!

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町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)

ずるい人だ、町田啓太は。

このビジュアルを持ちながら、落ち着いた物腰と、言葉を選んで話しながらもユーモアを忘れないスマートさ。このパーフェクトさに落ちない女子はいないだろう。

そんな、町田啓太が出演するドラマ『ギルティ~この恋は罪ですか?~』(毎木/夜11:59/読売テレビ・日本テレビ系)。本作は、丘上あいのコミック「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」(講談社ビーラブKC)を原作にした、“ドロキュン”ラブストーリー。

主人公の爽(新川優愛)は夫、友人、同僚など身近な人々からの裏切りにあい、信じていた幸せを奪われていく。そんな裏切りと疑いの連続の中、傷つく爽の心の拠り所となっている、元恋人である秋山慶一を演じているのが町田だ。

町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)

「作品に出演することになり、原作も台本も拝見させていただいたのですが、誰もが隠し事や疑いを抱えていて、まったく先が読めない内容に夢中になりました。僕が演じている秋山は愛情表現が下手で、思いを行動では表せるけれど、言葉で伝えることができない青年で、演じている僕としてももどかしい思いがあります」

お互いに結婚をしている身でありながら、惹かれ合う秋山と爽。裏切りばかりの物語の中で、言葉にしなくてもお互いを思いやる二人の関係にキュンとする視聴者も多い。ちなみに町田自身は結婚をしていても恋に落ちてしまうというシチュエーションをどう思うのだろうか?

「もし、本当にほかの女性に惹かれてしまったのであれば、きちんと順序を追って恋に落ちないといけないなと思います。このドラマで不倫の泥沼を見たからこそ、なお、そう思うようになりました。とにかく僕自身は恋愛においても仕事でも、自分に恥ずかしくない行動をとるようにしたいと思っています!」

町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)

なんとも“ギルティ=有罪”ぎりぎりなコメントにも思えたので、“最近、自身がしでかしてしまったギルティな行動はあるのか”と、あえて突っ込んでたずねてみた。

すると、長いこと悩んだ末「これだけ考えているということは、僕自身、潔白で本当になんの罪も犯していないからお話しするネタがなくて悩んでいるのか、もしくは色々ネタありすぎて考えを精査してるかのどちらかですよね(笑)。どっちにしても怪しまれますね」とユーモアたっぷりに話した後に、「常に遅刻をしてしまうことが、僕のアウトなところかもしれない」と告白してくれた。

どうやら詳しく話を聞くと、彼はどんなスケジュールでも常に2分遅刻して現場に到着するらしい。

「マネージャーさんにいつも2分遅刻して集合しているよ、と指摘されたんです。そこで自宅の時計を見直したら少し遅れていたので、そのせいだと思って時計も調整したんですが、いまだに2分遅刻するんですよね。でも、よく考えてみたら2分というか、“2”という数字が鬼門なのかもしれません。例えば16時に待ち合わせしているのに、18時と勘違いしたり、逆に2時間前に早く到着したりするんです。僕の体内時計がおかしいのか、どうしても“2”で間違えるんですよね。一体、僕、いくつなんだって話ですよね(笑)」

あえて突っ込んだ質問もうまくかわしながら、笑いも取りつつ、ちゃんと答える。このパーフェクトさ! もう、町田の存在そのものが“罪”だ。

町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)

ちなみに、ドラマに出演しているキャラクター全員が悪者なのではないかと視聴者が疑心暗鬼に駆られるほど、裏切りと罪が矢継ぎ早に起こる物語の中、町田が演じる秋山だけが唯一の“良心”のように思えると伝えると「そう……とは限らないかもしれませんよ。秋山が後半どう変わっていくか、彼の人間性が垣間見えるシーンも出てくるので、みなさんがどう感じてくれるか楽しみです」ほほえみながら思わせぶりな答えをする。

あぁ、ずるい。

これではますます、ドラマからも町田啓太からも目が離せなくなっていくではないか! 彼の思うツボだ。でも、きっとこのずるいとわかりながら堕ちていく感覚が、視聴者にとっても、彼のファンにとっても快感なんだろう。いやぁ、ずるい男だ、町田啓太。

町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)

町田啓太への5つのQ&A

Q1 人に自慢できることは?
A1 片手でリンゴをつぶせる

左の握力が80近くあるんです。もともと剣道をやっていたので左手が強くなったんだと思います。体育大学出身なので、空手や柔道といったかなり体格のよい人たちと一緒に入学時に体力測定を行ったのですが、握力を測った時に周囲から“おぉ!”と声が上がりました。どうやら全員の中でもかなり上位だったようです。

Q2 今、プレイリストに入っているお気に入りの音楽は?
A2 プレイリスト化している音楽はありません

最近、音楽を聴かなくなりました。その場で流れているものに耳を傾けたり、音楽配信アプリでアップされているものを無作為に聴くくらいですね

Q3 影響を受けた昨品は?
A3 マンガ「MAJOR」

少年がメジャーリーガーになるまでを描いたマンガなのですが、めちゃめちゃ影響されて、気がついたら野球チームを作っていました(笑)。ちなみにマンガの主人公が160キロの球を投げるので、僕も160キロ投げたいと思い、ポジションはピッチャーを担当しています。もし野球をテーマにした作品に今後関わることができたらうれしいですね。その時はチームメイトもエキストラとしてすぐに集合かけられます!

Q4 毎日していることはありますか?
A4 なにかしらの映像作品を見ています

ドラマも映画も見ますが、今は配信系で長いドラマを見ています。話題の『愛の不時着』も『梨泰院クラス』も素晴らしかったですが、僕は『椿の花が咲く頃』という作品をおすすめします。『愛の不時着』『梨泰院クラス』と同じ時期に韓国で放送されていたのですが、現地では『椿〜』のほうが多く賞を取ったりしていたようです。あとは『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』という作品もはまりました。とても暗い話なのですが、その先に一筋の光が見えるような、素敵なドラマでした。

Q5 好きなタイプを教えてください
A5 一生懸命な人、愛情表現が下手じゃない人

女性でも男性でも一生懸命な人には惹かれます。応援したくなるし、自分も頑張ろうと思えるし。あと、今回『ギルティ~この恋は罪ですか?~』で秋山という役を演じて、改めて感じたのは“愛情表現が下手じゃない人”がいいなと思うようになりました。自分もちゃんと相手に言葉や態度で愛情を表したいし、相手にもそう接してほしいなと思います。

町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)
町田啓太(撮影:加藤岳)

町田啓太(まちだ・けいた)
1990年 群馬県生まれ
2010年「第3回劇団EXILEオーディション」に合格。同年、舞台「ろくでなしBLUES」でデビュー。主な出演作に「中学聖日記」「西郷どん」などがある。映画「君の瞳が問いかけている」がこの秋、公開。

企画・構成:SUPER MIX
撮影:加藤岳
取材・文:知野美紀子

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