元ジャニーズJr.が週刊誌記者に衝撃転身!決断の理由を告白
無断バイトがバレ事務所をクビになった田中斗希。直撃で記者への転職を決意した理由を語った
「実はオレ、ジャニーズJr.クビになった後、週刊誌の記者になったんスよ~」
まさかの「ジャニーズJr.」というワードに、一人で酒を飲んでいた本誌記者の耳はピクッと反応した。
6月上旬のある夜、渋谷区内のこぢんまりとした会員制居酒屋に、若い男性の明るい声が響いた。2席離れたテーブルでは本誌記者が「どういうことか」と耳を澄ましているが、酔っている彼はそんなことには気が付かない。
「芸能担当になって、毎日楽しいっスよ。夜中までハリコミしたり、週何本もネタ出したりで大変ですけどね」
ジャニーズJr.から週刊誌記者に転身? いったいこの男は誰なのか。さりげなく顔を確認すると、クリクリした大きな目に見覚えがある。以前、ジャニーズ事務所に所属していた田中斗希(としき)(26)だ。彼は’14年、事務所に内緒で新宿2丁目のホストクラブでアルバイトをし、その事実が『週刊女性』によって暴かれ名前を知られるようになった。
「『週刊女性』による〝闇バイト〟スクープの後、『フライデー』にも追い打ち記事を書かれ、田中は事務所をクビになっています。とはいえ、元ジャニーズタレントというだけあって芸能界に顔が利くことも事実です。『King&Prince』や『SixTONES(ストーンズ)』『Snow Man』など、人気グループのメンバーとも知り合いなんだとか。2丁目のホストクラブでのアルバイトはすでに辞めたようです」(芸能事務所関係者)
はたしてなぜ田中は週刊誌の記者に転身したのか。理由を聞くべく、6月下旬の夕方、本誌は田中を直撃した。
――田中さん、週刊誌の記者になったというのは本当ですか?
「うわっ! えっと……今は会社員なんで、会社を通していただければ……」
――記者になった理由だけでも。
「いや、えー、彼女と結婚するんです。安定した稼ぎが必要なんで」
――同年代のジャニーズタレントとも仲がいいとか。
「仲がいいというか、まあ……知り合いではありますね」
――手越祐也さんのジャニーズ退所が話題になっていますが、彼との面識は?
「昔、バックダンサーをやってました」
――追われる立場から追う立場になった感想は?
「いや、さすがにもう何もお答えできないです……すみません」
居酒屋で見かけたときのおチャラけた雰囲気とは打って変わって仕事モードの田中は、本誌の問いかけに対して言葉を濁し、その場を去っていった。
田中の働きぶりについて、ある出版業界関係者はこう語る。
「週刊誌に若いイケメン記者が入ったことは業界で噂になっていましたが、まさか元ジャニーズJr.だったとは。話を聞く限りでは、勤務態度はマジメで、年上のカメラマンや記者にも可愛がられているようですよ。芸能界にも人脈を持っているはずですし、彼が特大スクープを出す日が来るかもしれないですね」
本誌にとって恐るべき強敵が現れたようだ。
『FRIDAY』2020年7月10日号より
- 撮影:坂口靖子