キレイすぎ…!元体操・岡部紗季子「逆立ち女子」が世界で倒立!
元トップアスリートが「体操のカッコよさを伝えたい!」と発信 。各地で抜群の倒立を披露 !
|スポーツ
「選手を目指したのは中学生になる頃。それから大学を卒業して引退するまで体操漬けの毎日でした。でも体操って、普通は大人になってまですることとは思ってもらえない。大人が体操することはカッコいいんだ、と思ってもらいたくて」
こう語るのは、見事な開脚倒立を世界中の街角で披露している〝逆立ち女子〟こと岡部紗季子さん(32)だ。
4歳から始めた体操で頭角を現し、中学2年生で全国大会優勝。朝日生命体操クラブに所属して五輪を目指していた。
「実は私は人と競うのが苦手(笑)。1年上の世代に田中理恵さん、少し下に鶴見虹子(こうこ)さんがいましたが、五輪代表になる選手は気持ちの強さが違いました」
ニューヨーク[アメリカ]

引退後、それでも体操の楽しさを伝えるために何かできないかと考え、スポーツマネジメント事務所に所属することに。逆立ちを始めたのは偶然のことだった。
「2年半ぐらい前、友人と横浜中華街を歩いていて、遊び半分で逆立ちした写真をインスタにアップしたらすごく〝いいね!〟がついたんです。体操ってどこか現実離れしたイメージがあるじゃないですか。皆が知っている場所で皆が知っている逆立ちをしたらすごさが伝わるかなと。開脚は、私の自己満足ですけれど」
以来、旅が趣味という岡部さんは世界各国で逆立ちをしてきた。
「海外で逆立ちをすると〝ニンジャ!〟って喜ばれます。どこでも怒られたことはないですね。今後も競技場とは違う場所で体操の魅力を広めていきたいです」

サハラ砂漠[モロッコ]

テポストラン[メキシコ]
小田原城
バンコク[タイ]
フライデー編集部






『FRIDAY』2020年7月24日号より
撮影:鬼怒川 毅(編集部内)