カジサックが気づけなかった上沼恵美子と黒沢年雄の「気持ち」

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突然の番組降板をめぐる報道で、収録中に上沼から”口撃”を受けたとされる梶原。真相は……(写真は’12年の取材時のもの)

キングコング梶原雄太のレギュラー番組降板が物議を醸している。6月29日に放送された『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)の冒頭で、MCの上沼が、梶原の番組卒業を発表した。

本人不在の中で突然の発表にリスナーだけでなく番組スタッフも驚きを隠せなかった。というのも翌週に本人が出演した上で発表される予定だったからだ。

梶原が番組を降りる引き金となったのが上沼の“パワハラ”だったのではないかと『女性セブン』(7月16日号)が報じている。

同誌によれば、ラジオで降板発表された3日前に事件は起きたという。同じく上沼と梶原の2人が共演する『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)の収録中、話が“ごちそうになるときの作法”及んだ時のことだった。

上沼が急に梶原を口撃し始めたのだ。最初は共演者もスタッフもいつも通りの上沼流の愛あるいじりだと思っていたのだが、どうやらそうでは無かったようだ。

“嫌われてしまった以上、もう一緒に仕事はできない……”。梶原がそう思ったのは当然のことだ。自ら番組降板を申し出たという。

梶原といえば‘03年に失踪騒動を起こすなどメンタルに不安を抱え、引退を考えた時期もあったというが、それを救ったのは上沼だった。自分の番組に抜擢し、可愛がっていたことはよく知られている。

番組のハワイロケでは現地で100万円のロレックスの腕時計を買ってあげたという話も伝えられている。そんなに溺愛していた梶原をなぜ急に口撃するようになってしまったのか。在阪テレビ局関係者はこう語る。

「『えみちゃんねる』の構成作家を務める上沼さんの次男によるネガティブキャンペーンがあったなどとも言われていますが、梶原さんは上沼さんのことを解っていなかったのだと思います。

何かにつけて女帝と言われますが、上沼さんは良くも悪くも義理人情に厚い“大阪のオバちゃん”なんです。要は“気持ち”が大事なんですよ。感謝しているなら何でもいいからその気持ちを示さないとダメ。梶原さんはそれができていなかったのではないでしょうか」

ドラマの主演俳優が撮影現場で大盤振る舞いの差し入れをしたということがよくニュースになるが、差し入れをしたり食事会を開いたりするなど番組出演者が共演者やスタッフをねぎらうのは芸能界ではよく見られる光景だ。

大物になるほどその規模が大きくなり、共演者、スタッフ全員に毎年お年玉を渡していた報道番組のMCもいる。

だがそこに見返りを求める人はいない。共演者、スタッフに対する感謝の気持ちだからだ。上沼も例にもれずよくそう言った振る舞いをしている。

しかし、上沼は“大阪のオバちゃん”。不義理な者にセコいフリをしてチクリと苦言を呈しても、決して不思議ではない。そして、そこには梶原がユーチューバーとして成功した背景があるからだと思われる。

「かといって、本当におごらせたりはしませんよ。その場になったら自分がお金を出す人です。今回は“1度ご馳走しなさい”と上沼さんが言ったそうですが、それが事実なら梶原さんはこれまで1度も上沼さんにおごったことがなかったんでしょうね。

実際におごることがなくても、“ご飯行きましょう。ボクがおごりますから”くらい言ってればこんなことにはならなかったのでは。ちょっとした気遣いなんですが、礼儀がなっていないと思ったのかもしれません。

一般社会でも盆暮れに、お世話になっている人に付け届けしたりするのと同じですよ。お金ではないけど梶原さんも上沼さんに拾われたころと違い結構な稼ぎがあるわけですからね」(同・在阪テレビ局関係者)

梶原が上沼に1度もご馳走していなかったのか、あるいは食事に誘ったことがなかったのかは定かではないが、義理を欠いていると思われてしまったのは確かだろう。また、

「上沼さんは、かしこまった人や面白い返しのできない芸人は嫌いなんです。彼女の口撃に対して梶原さんがその場で笑いを取れるようなうまい返しができなかったことが、彼女のイライラを増幅させたんでしょうね」(別の在阪テレビ局関係者)

自分が気に入らないからといって、番組を降板させたのであればたしかにパワハラといわれてもしかたないが、嫌われた人と一緒に番組を続けるのも無理な話。また2番組とも上沼が“主演”の番組だ。共演NGの人を出演させることはできないだろう。

後日、同番組で2人と何度も共演したことのある黒沢年雄がブログで梶原へ、

《その場を、上手く演技して、振る舞えてたら…。上沼さんの性格からして、益々君を、いじり倒して、今後も、君を起用したと思う。上沼さんと梶原君の、器の差が出たね》

と綴った。これに対し梶原は自身のツイッターで、

《事情も知らなくて、現場にも居なくて、芸人でもないのに、、このような事を言われると非常に悲しいですね》

と呟いた。これに対して老舗芸能プロのマネージャーは苦言を呈する。

「芸能界は昔から縦社会です。若い時は先輩を敬い、出世したら後輩には厳しさの中にも愛情をもって接する。これは今も変わっていません。よほど理不尽なことなら別ですが、大先輩の進言に対してこうも強く反論するのはいかがなものでしょうか。

吉本の芸人さんたちは特に上下関係が厳しいはずですから、そこで育った梶原さんがわかっていないとは思えないのですが……。

また上沼さんの発言に動揺して、なんで嫌われたんだろうなんて言うのはダメですね。黒沢さんの言うようにうまい返しができなかったら、理由がわからなくても、とりあえず大袈裟に号泣しながら謝罪すればよかったと思います。それができなかったのは芸人としてどうなのかと」

梶原のツイートを受けて、黒沢は自身のブログを更新し、こう綴った。

《僕は、君に好感を持っていたんだ。全く知らない仲ではないので、老婆心で…意見を言ってしまったが…。どうも、君を傷つけてしまったようだね?。だけど僕は、言い訳でもなく、後悔もしてない。》

さらに、

《君の気が済むなら、僕の批判でも、好きなように言っていいよ…。そうそう…暗い話題ばかりの昨今だから、僕を利用して、明るい話題を、世の中に提供したら…。(中略)そしたら、上沼さんから、声が掛かるよ!きっと…》

最後に、

《君の家族の幸せと、今後の活躍を願っている》

と結んでいる。

登録者数200万を超えた人気ユーチューバー『カジサック』に黒沢の気持ちは届くのだろうか……。

  • 佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • PHOTO足立百合

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