ジャニーズ独立の手越祐也「ぶっちゃけトーク」にファンはドン引き

「金塊強盗犯と仮に写真撮ったとして、その人が５～６年後に金盗みましたって。写真撮った俺、何も悪くないぜ？ その時芸能界はもういいやって思った」

６月にジャニーズ事務所を退所した手越祐也が、自身のYouTubeチャンネルでファンからの質問に答える動画を投稿した。

「いま一番欲しいものは？」

という質問に、「みんなの愛」と答えたり、会いたい人に「ジャスティン・ビーバー」と答えるなど当たり障りのないものから始まり、NEWSのメンバーにはいつか会いたいなどと熱く語るような内容だ。

しかし、中にはジャニーズ時代ではあり得ないような質問にもぶっちゃけトークを展開した。

「“パンツの色は？”という質問に、短パンからパンツを引っ張って実際見せ“迷彩！”と答えたり、“初体験はいつ？”という質問に、NEWSに入ってからの“シックスティーン！”とぶっちゃけていましたね。さらに過去に金塊強盗犯との写真がネット上などに流出した件については、“俺は悪くない”と弁解していました。ジャニーズにいるとそういったことは何も言えませんでしたからね。今は生き生きしているように見えます」（芸能リポーター）

動画のコメント欄やツイッターなどを見るとジャニーズ時代とは違う手越に喜んでいるファンも多い。だが、一部のNEWSファンからすると

《お前の口からNEWSって単語を聞きたくない》
《初体験とか言ってファンが喜ぶと思ってんの？》
《今回の質問コーナーほんっっっっとに無理！》
《手越ファンから脱落しそう…》

とのコメントも多く、“身勝手に去っていった”手越を許せないファンも多いのだろう。

「やはりアイドルは夢を売る商売ですから“言わぬが花”という美学を大切にすべき、という考えもある。手越さんは何でもぶっちゃけたらファンが喜ぶと思っているのか、ジャニーズ時代の反動が大きいのかわかりませんが、彼にすべてをささげているファンからすると“聞きたくなかった”と感じるのではないでしょうか」（同・芸能リポーター）

さらに、仕事面でも新たに発表があった。ようやく自分の会社を設立したという。

動画の概要欄にはファンレターの宛先として、会社の住所やメールアドレスが記載されていた。現在、仕事を手伝ってくれるスタッフはいるそうだが、会社としては、手越を含め社員は２人しかいないという。

「退所後の会見でも手越は強調していましたが、辞めると宣言した以上、ジャニーズにいつ切られるか分からないので、準備をするために人と会っていたと弁解していました。いかに急遽辞めることになったかが窺い知れます。

会社を設立する十分な時間もないままジャニーズを飛び出した。手越は円満を強調していましたが、要はその段階では“クビ”になったも同然でした。あの時、ジャニーズから退所報道をするテレビ局に対して“円満”という言葉を絶対使わないでほしいと打診があった、とも言われていましたからね」（ワイドショー関係者）

しかし先にジャニーズを辞めた中居正広は、今もテレビに変わらず出演している。手越祐也の場合はどうなのか――。

「中居さんは完璧に根回しをしてジャニーズを辞めた。バックには芸能界の大物たちがついています。一方、手越さんはほとんど後ろ盾がないまま辞めてしまった。ある大企業の社長はついているようですが、テレビに復活できるほどの力はないと思います。

当面はファンクラブやコンサート、あとはYouTubeなどで稼ぐことになるでしょう。要は“一般的”な元ジャニーズタレントと同じです。例えば、『世界の果てまでイッテQ』（日本テレビ）への復帰も一部ファンが期待していますが、日テレはジャニーズとの関係が非常に深い。手越さんをテレビに出してジャニーズを怒らせることは最もタブーなこととみられています」（テレビ局関係者）

確かに『24時間テレビ』をはじめ、『ZIP！』『ザ！ 鉄腕！ DASH!!』『天才！志村どうぶつ園』『嵐にしやがれ』など、日本テレビだけでもジャニーズのタレント出演する番組は非常に多い。そう考えると、ジャニーズはほとんどのテレビ局に関連しているので、手越が一匹狼で太刀打ちできる相手ではないかもしれない。

なんだかんだといわれながらも新たな活動の行方に注目が集まる手越。“スーパーポジティブ人間”を自称する彼は今後、芸能界という荒波をどう航海するのだろうか……。