小室哲哉の復帰が“ダンマリ引退”木下優樹菜の追い風になるワケ | FRIDAYデジタル

小室哲哉の復帰が“ダンマリ引退”木下優樹菜の追い風になるワケ

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娘やフジモンとともに買い物へ出かけていた木下(’19年)
娘やフジモンとともに買い物へ出かけていた木下(’19年)

「やっぱりか!」

業界ではそんな声が聞こえてくる。小室哲哉氏が、乃木坂46に楽曲を提供し、音楽プロデューサーとして復帰するというのだ。

振り返ると2年半前の‘18年1月、『週刊文春』の不倫報道を受けて記者会見を開いた同氏は、そこで音楽界からの引退を発表したのだった。会見では引退理由について、

「僕なりのこの騒動のけじめとして、引退を決意しました」

と語ったため、小室ファンが騒ぎ出すことになってしまった。

ファンだけではなかった。大ヒットを連発した稀代の音楽プロデユーサーを引退に追い込んだのは許せないと、『文春』を批難する人たちの声が高まった。

週刊誌の単不倫報道が社会問題として論じられることになってしまったのだった。その引退から2年半が経つ。その彼が復帰することについては喜びの声が聞こえてくるが、世間はそれほど驚いていないようだ。

「記者会見で彼の引退を悲しんでいた女性記者がいましたが、多くの記者は疑問を感じていました。小室さんの場合はミュージシャンの一面もあるのでそうとは言い切れませんが、そもそも作曲家などクリエーターの引退発表など前例がなかったですから。創作活動をしなくとも、引退ではなく『休業』と捉えられていました。小室さんも創作意欲が出てきたらまた曲を作るのではないかという声もありました。もう曲を作らない、とは言ってませんでしたからね」(スポーツ紙記者)

さて、タピオカ騒動などが引き金となり「引退宣言」に追い込まれた木下優樹菜だが、彼女にも、一部では早くも復帰云々がささやかれ始めているという。小室氏の例にもれず、芸能界への復帰は可能だとも思えるのだが、彼女の方はやはりダメージが大きいようだ。

「アーティストやクリエーターは作品で評価されますが、タレントや役者は、やはりイメージが重視されます。ですから、スキャンダルが報じられて受けるダメージはタレントの方がはるかに大きい。復帰のハードルが高くなるのは否めません。

しかし、絶対復帰できないとは言い切れません。犯罪でもないかぎり、どんなスキャンダルでも時間が経ち、ほとぼりが冷めたらバッシングは緩くなるものですから」(芸能プロ関係者)

特に彼女の場合、不倫疑惑報道に具体性が少ない。相手の男性に関する漠然とした情報が流されただけだ。ヒントを聞いても分かる人は少ないうえに、相手の名前は報じられていない。結局引退理由は推測でしかなく、彼女が認めない限り、今後も真実が明らかになることはないだろう。

「会見も開かないで表舞台から消えたことを責める人もいますが、開かなかったことが、意外と彼女に有利に働いているかもしれません。今は真相を究明しようとマスコミも必死で取材していますが、時間がたてば、世間の興味も薄れ、深追いすることをやめるでしょう。飽きられるのを待つのも手。そうなると彼女が片付けなくてはならないのは“タピオカ騒動”だけですからね。これもいずれは何らかの形で決着がつくのですから」(同・芸能プロ関係者)

となれば、復帰への道筋ができてくる。批難を浴びている“ダンマリ引退”だが、まさに『逃げるは恥だが役に立つ』となるか……。

  • 取材・文佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

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