霜降り、EXIT…第7世代のプライベートショット一挙公開!
スペシャル企画 世の中を席巻する人気者たちの意外な素顔を捉えた!

’19年8月の深夜、港区内の高級タワーマンション前にマスクをした男の姿があった。男はコソッと柱の陰に身を隠す。すると、そこにタレントの秋山衣梨佳(25)が合流。秋山と男は人目を気にしつつ、そのままマンションの中へと入っていった――。
これは、以前本誌が報じた『霜降り明星』粗品(27)の熱愛現場である。
今、『お笑い第7世代』の台頭が目覚ましい。『お笑い第7世代』とは、主に20~30代前半で芸歴10年以内くらいの若手芸人たちのこと。『ダウンタウン』『とんねるず』らが『お笑い第3世代』と呼ばれていたことを意識したもので、『霜降り明星』せいや(27)のラジオでの発言がきっかけで浸透した呼び方である。
「最近まで、テレビに出ている芸人は30代後半~40代がほとんどで、ここ10~20年は若い芸人があまり輩出されてこなかった。しかし、’18年の『M‐1グランプリ』で若手の『霜降り明星』が優勝してから流れが変わりました。この頃から実力のある若手芸人が立て続けに登場し、一つのムーブメントを引き起こしたのです」(お笑い評論家のラリー遠田氏)
『第7世代』の強みを一言で表すなら、〝若者志向〟と〝器用さ〟だという。ラリー氏が続ける。
「『EXIT』の兼近さんが、『ドラゴンボールやプロレスのたとえ話をされても僕ら世代にはわからない』と発言して話題になったように、『第7世代』の芸人たちにはお笑いを同世代の若者にもわかりやすく伝えようとする意識があります。
彼らのもう一つの特徴として、SNSやYouTubeの使い方が上手いことが挙げられます。『四千頭身』などはテレビでできない企画をYouTubeで発信しています。とはいえ、彼らは若者に向けた笑いだけを追求しているのではありません。ニュースを斬るオピニオンリーダーとして活躍したり、先輩芸人に上手くイジられたりということも戦略的に行っている。漫才やコント以外も器用にこなせるのが彼らの強みなのです」
実は、これまでに本誌は彼ら『第7世代』のプライベートショットを度々、掲載している。冒頭の粗品をはじめ、今年6月には『ぺこぱ』のシュウペイ(33)がコンビニで買い物する様子を撮影。するとシュウペイは、本誌に写真を撮られたことをネタにYouTubeで動画を配信した。動画は約35万回再生を記録したが、こうしたやり方もネットの使い方に長(た)けた『第7世代』ならではだろう。
’18年10月には、昴生(こうせい)(34)&亜生(あせい)(31)の兄弟漫才が人気の『ミキ』と、まひる(26)&よしこ(29)による女性お笑いコンビ『ガンバレルーヤ』が揃って食事する姿を発見。店を出るや否や昴生とまひるはジャレ合い始め、亜生とよしこは手を繋ぎ出した。相方や他の芸人との若者らしいカジュアルな付き合い方も、『第7世代』芸人の特徴かもしれない。
とはいえ、このブームもいつかは終わる。そのときに、彼らの本当の実力がわかるのだろう。
せいや

EXIT
兼近大樹
りんたろー。

ぺこぱ
シュウペイ

宮下草薙
宮下兼史鷹 草薙航基

ミキ&ガンバレルーヤ
よしこ 亜生 まひる 昴生

ゆりやんレトリィバァ

3時のヒロイン
ゆめっち かなで

『FRIDAY』2020年7月31日・8月7日号より
撮影:西原 秀 足立百合 高塚一郎 川上孝夫 山田宏次郎写真:時事通信社