乙武洋匡氏らが反発 野田洋次郎「優生思想」的発言で見えた価値観

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ツイッターでの発言が炎上した「RADWIMPS」野田洋次郎

作家でタレントの乙武洋匡氏が7月25日、人気ロックバンド「RADWIMPS」のボーカル・野田洋次郎のツイッターでの投稿に対して強く非難した。RADWIMPSは‘16年の大ヒットアニメ映画『君の名は。』の挿入曲「前前前世」が大ヒットしたことで知られる。野田は16日に

《前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。#個人の見解です》

と持論を投稿した。これに対し乙武氏が

《『これぞ優生思想』という考え方をここまで無邪気に開陳できてしまうのは無知ゆえ》
《ここでお名前の挙がった方に限らず、すべての人が異性愛者であることを前提に話す時代もそろそろ終わりにしなきゃ。配偶者を持つこと、子どもを持つこと。それができない人だっているという事実を、そろそろみんなで共有していきたいですよね》

と激しく反論した。

乙武氏といえば先天性四肢欠損で‘98年に自らの人生を綴った著書『五体不満足』が大ベストセラーに。現在も「乙武義足プロジェクト」と称し、ロボット技術を用いた身体能力の拡張研究を行うソニーコンピューターサイエンス研究所などのチームのサポートを受け、義足を装着して自然に歩くことを目指したプロジェクトを行っている。

そんな乙武氏が異論を唱えただけでなく、10日以上経過しても野田のコメント欄には、

《あなたと同じ意見を持っていた人たちを知っています。ナチスドイツです》
《気持ち悪い考えですね。それはもう人間じゃなくてロボットだわ。人間は神ではないんだよ》
《名前を挙げられた方々に失礼。遺伝子がすごいかも知らんが、すごく努力もしている》
《遺伝子に優劣なんてないよね。個性なだけ。この考え方、差別です》

と批判が殺到している。野田は炎上の最中に

《めちゃめちゃ真面目に返信してくださる人いますが冗談で言っています、あしからず。》

と鎮火を狙った投稿をしたのだが……。

「野田さんの投稿には“前も話したかも”と書かれており、“#個人の見解です”と断った上で投稿していることを見れば“冗談だった”という言い訳はかなり苦しいですよね。前に言ったときは炎上しなかったから、持論として再度言ったように思えます。《批判されてから冗談だったというのはアーティストとしてダサい》という批判もあり、余計火に油を注いだ結果になっています。しかし野田さんは意地になっているのか、謝罪はせず投稿も削除していません」(芸能リポーター)

コロナ禍の3月には唐突に《この星にとって一番の害悪、菌は人類なんだと痛感させられる》と終末思想のようなことをツイートしたことも。カリスマアーティストとして発言の影響力が大きい野田が、次はどんなことを語るのか注目される――。

  • 写真Rodrigo Reyes Marin/アフロ

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