<figure id="attachment_127152" aria-describedby="caption-attachment-127152" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ec1b1a55"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/08/0cfd610e036c9ef30544fef5bc51de15.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-127152" class="wp-caption-text">ケガから順調に回復。瞬発力の高さがヘンプヒル恵(めぐ)の持ち味で、ハードルや走り幅跳びで他の選手を引き離した。168㎝</figcaption></figure>
100ｍハードル、走り高跳び、砲丸投げ、200ｍ走、走り幅跳び、やり投げ、800ｍ走を２日間で行う「女子七種競技」。その過酷さから、勝者は「クイーン・オブ・アスリート」と称される。
７月26日に閉幕した陸上・東京選手権でその栄冠に輝いたのは、アメリカ人の父と日本人の母を持つヘンプヒル恵(めぐ)(24)だ。美女アスリートとしてメディアにたびたび取り上げられてきた彼女は、日本歴代２位の記録を保持する実力者。だが、’17年に左膝の靱帯を断裂、昨年は足首を故障し、２ヵ月間も競技を離れていた。
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大会を取材したスポーツジャーナリスト・折山淑美氏はこう語る。
「予定通り東京五輪が開催されていたら、ヘンプヒル選手は怪我を抱えた状態で焦っていたでしょう。延期されたことで、じっくり身体を鍛え直すトレーニングができたと思います。
もともと彼女には圧倒的な身体能力の高さがある。七種競技はどの種目も満遍なく練習することが必要で、地道な技術の積み上げが勝敗を分けるんです。そのため、20代半ばから充実期に入ります。９月の日本選手権で日本記録を更新できれば、五輪の参加標準記録も見えてくるでしょう」
表彰式ではとびきりの笑顔を見せた「美しき鉄人」がさらなる高みを目指す。
『FRIDAY』2020年８月14日号より

100ｍハードル、走り高跳び、砲丸投げ、200ｍ走、走り幅跳び、やり投げ、800ｍ走を２日間で行う「女子七種競技」。東京五輪候補の一人であるヘンプヒル恵が、7/26閉幕の陸上・東京選手権で優勝した。

東京五輪を目指す「美しき鉄人」ヘンプヒル恵の圧倒的な肉体

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